2018/06/26
短期出張、マンスリーマンションとホテルのどっちがお得?
短期出張で、会社に滞在先を予約してもらえれば問題はありませんが、自分自身で決めなくてはならないとき、マンスリーマンションにするかホテルにするか悩む人も多いのではないでしょうか。
ここでは、短期出張ならホテルとマンスリーマンションのどちらがお得か、メリットやデメリットと価格面から比較してご紹介します。
ホテルのメリットとデメリット
まずはホテルのメリットからご紹介します。ホテルのメリットはやはりすべてが楽だというところです。朝食、夕食、毎日のベッドメイキングに部屋の清掃など、すべてホテルの従業員に任せることができます。ホテルによってはクリーニングも頼めるので、服を多く用意する必要がないこともあります。
また、インターネットで簡単に予約ができるうえに、1泊から利用可能なので、短期出張で何泊かする場合は、いろいろなホテルを楽しむということも可能です。
一方デメリットは、ホテルの場合ですとフロントでの受付時間が決まっている場所が多く、深夜や早朝に自由に外出することができません。また、ホテルや部屋によっては、部屋にタバコの臭いが染み付いてしまっていることもあり、非喫煙者の場合は厳しい思いをすることもあります。
そして、食事は基本的にホテルで用意されたものか、外食になりますので、自炊することができないというのもデメリットになります。
マンスリーマンションのメリットとデメリット
マンスリーマンションのメリットはやはり、完全なプライベート空間があるというところです。ホテルのように受付時間が終了して自由に外出できないということもありませんし、気軽に友人や家族を呼ぶことができます。間取りも自由に選べるので、出張中も快適に過ごすことができます。
さらに家具家電付きで、アットインの場合はキッチン雑貨やバス、トイレ用品、ティッシュペーパーや洗剤などの消耗品など、さまざまな備品とアメニティを取り揃えているので、ホテル同様にカバンひとつで入居することが可能です。
そしてデメリットは、食事も洗濯も掃除もすべて自分で行わなければならないというところです。鍵は自分で管理していますし、完全なるプライベート空間であるため、管理会社の従業員が家事を代行してくれるということはありません。さらに、最低契約期間が決まっているため、数日程度の超短期出張の場合は利用することができません。
マンスリーマンションとホテルの費用比較
短期出張でマンスリーマンションを選ぶか、それともホテルを選ぶかはメリットやデメリット面で決めることも多いと思いますが、やはり費用面も大きなポイントとなってくるのではないでしょうか。では短期出張なら、マンスリーマンションとホテルでな、どちらが安く済ませることができるのか、費用を比較してみましょう。
マンスリーマンションの場合は、1ヶ月あたりの費用に加えてルームクリーニング代、管理会社によっては一時金が加算されます。新宿駅近くにあるアットインの物件の場合、1ヶ月の利用で利用料179,900円(1日あたり6,000円)に加えて、ルームクリーニング代17,280円の197,180円で利用可能です。
そして、ホテルの場合は宿泊料に加えて、基本的に洗濯はコインランドリー利用になるため、光熱費としてコインランドリーの利用料を加算します。アットインの物件と同じく新宿駅近くにあるホテルの場合、1日あたり素泊まりで最低7,408円×30日間に加えて、コインランドリー利用料500円×10回程度で、1ヶ月あたり227,240円ほどになります。
1ヶ月ほど利用するのであれば、ホテルよりもマンスリーマンションの方が約30,000円安く利用することが可能です。
まとめ
- ホテルはさまざまなサービスが利用できて、面倒なことはすべてお任せできる
- ホテルは1泊の超短期出張でも気軽に利用できる
- ホテルは受付時間が限られているうえに、部屋によっては臭いが気になることもある
- マンスリーマンションは完全なプライベート空間ですべて自由
- マンスリーマンションは家事などすべて自分でやらなければならない
- 1ヶ月新宿駅近くに滞在する場合、最低でも約30,000円の価格差がある
自分で家事をすることが面倒な人や、仕事が忙しいのでサービスを最大限に利用したい、数日程度の出張の場合は、ホテルの方がお得です。ただし、1週間以上の出張の場合や、出張中も自由に過ごしたい人などは、価格面からしてみてもマンスリーマンションの方がお得です。
もしも短期出張で滞在先に悩んでいるのなら、メリットとデメリット、そして料金をよく比較してから、ホテルかマンスリーマンションにするか選ぶことをおすすめします。
参考URL