2026/01/08
東京に半年間住むならどこがいい?住まいの選択肢・費用・おすすめのエリアを徹底解説

転勤や長期出張、資格試験の準備、インターンシップなど、さまざまな理由で「東京に半年間だけ住みたい」という方は少なくありません。特に、東京に住むのが初めての方は、どのような宿泊施設を利用すればいいのか、どのエリアが住みやすいのかなど迷う方もいるでしょう。
本記事では東京に半年間住む際の住まいの選択肢・費用・おすすめのエリアを解説します。コストをおさえながら快適に暮らすためのポイントもご紹介しますので、これから東京に半年間暮らす予定のある方は参考にしてください。
Contents
東京で半年間暮らす際の住まいの選択肢
東京に半年間住む場合、一般的な賃貸や短期滞在用の住まいなど、どちらを選ぶべきか迷う方も多いもの。なぜなら半年という期間は、短期滞在ほど割り切れず、とはいえ長期契約を結ぶには不安が残る絶妙な長さだからです。
ここからは、東京で半年間の住まいの主な選択肢として5つ紹介します。ご自身の目的や生活スタイルに合った住まい選びの参考にしてください。
賃貸マンション
賃貸マンションは一般的に2年契約の縛りがありますが、物件によっては半年間の契約も可能です。月額の賃料は他の選択肢よりも比較的安いですが、敷金・礼金・仲介手数料といった初期費用がかかります。さらに、家具家電の新調や引っ越し作業も必要となるため、半年だけの生活であればトータルコストが割高になりやすい傾向です。そのため、半年後の転居が確定していない方や、今後も東京に住む可能性がある方に向いています。
ビジネスホテル
ビジネスホテルは1日単位で利用でき、保証人も不要なので手軽に滞在できるのが特徴です。しかし、部屋の間取りは1Rが多く、長期滞在では窮屈さを感じることも。キッチンがないため食事は基本的に外食となり、食費がかさみやすいので注意しましょう。洗濯は、コインランドリーを利用することになります。滞在期間が短めで、生活の快適さよりも立地や手軽さを重視したい方に向いている住まいです。
マンスリーマンション

マンスリーマンションは1カ月以上から契約でき、原則として保証人は不要です。家具家電が備え付けであるため自炊で食費を浮かせられ、洗濯も自室の洗濯機が使えて経済的。部屋は一般的なビジネスホテルに比べて広く設計されている物件が多く、まるで自宅のように過ごせるのが魅力です。半年間という中期滞在において、費用と生活のしやすさのバランスを重視したい方に適した住まいといえます。
シェアハウス
シェアハウスは複数人で一つの住居を共有する生活スタイルです。キッチンや水回りは共用で、プライベートの時間は個室で過ごします。共同生活になるので月々の賃料は安価におさえられます。共同生活のため月々の賃料を安くおさえられるのがメリットですが、他の入居者との相性や生活リズムの違いが気になる場合もあります。生活コストを抑えたい方や、他人との共同生活に抵抗がない方に向いています。
アパートメントホテル
アパートメントホテルは家具家電付きの宿泊施設で、1ヶ月〜1年程度の中長期滞在に対応しています。マンスリーマンションよりラグジュアリー感がありホテルライクな暮らしを楽しめるのが特徴。宿泊者は提携するスポーツジムやコンシェルジュサービスが利用できる物件もあります。ただし、費用はその分割高の設定で、主に海外からの出張者や旅行者などに利用されています。
東京で半年暮らす際の各宿泊施設の料金比較
東京で半年暮らすなら、トータルコストを把握し予算を立てることが大切です。ここでは、各住まいの費用を比較しています。
条件は「東京都渋谷区」「1Kの場合」を想定しています。物件や時期によって異なるため、参考までにご覧ください。
【賃貸マンション】
賃貸マンションは月額の家賃自体は比較的おさえられますが、敷金・礼金・仲介手数料などの初期費用が大きな負担になります。さらに家具家電を一式そろえる必要があるため、半年間の滞在ではトータルコストが高くなりがちです。
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家賃 |
95,000円/月 |
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敷金(家賃2ヶ月分の場合) |
190,000円 |
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礼金(家賃2ヶ月分の場合) |
190,000円 |
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仲介手数料(家賃1ヶ月分の場合) |
95,000円 |
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家具家電購入費・引っ越し費用 |
約300,000円 |
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1カ月の費用 |
870,000円 |
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半年の費用合計 |
1,345,000円 |
上記のように、半年間の総額は約134万円。また、2年未満で解約すると違約金が発生するケースもあるため、契約前に条件をよく確認しましょう。
【ビジネスホテル】
ビジネスホテルは初期費用がかからず、1日単位で利用できる手軽さが魅力です。ただし1泊あたりの料金が積み重なるため、長期滞在になるほど費用がかさみます。
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宿泊費 |
12,000円/日 |
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敷金 |
- |
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礼金 |
- |
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仲介手数料 |
- |
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水道光熱費 |
- |
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1カ月の費用 |
360,000円 |
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半年の費用 |
2,160,000円 |
半年間の総額は約216万円と、今回比較した中では最も高額です。出張手当や宿泊補助が充実している場合を除き、半年間の滞在には向きにくい選択肢といえるでしょう。
【マンスリーマンション】
マンスリーマンションは敷金・礼金・仲介手数料が不要で、水道光熱費も家賃に含まれているケースが多いのが特徴です。初期費用をおさえながら、プライベートな空間で暮らしたい方に適しています。
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利用料 |
150,000円/月 |
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敷金 |
- |
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礼金 |
- |
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仲介手数料 |
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水道光熱費 |
-(利用料に含まれる) |
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クリーニング代(契約時のみ) |
24,000円 |
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住宅保険 |
830円/月 |
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1カ月の費用 |
150,830円 |
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半年の費用 |
904,980円 |
半年間の総額は約90万円。初期費用の少なさと、家具家電付きで生活をすぐにはじめられる手軽さを考えるとコストパフォーマンスの高い選択肢です。
【シェアハウス】
シェアハウスは家賃が安く、初期費用もほとんどかからないのが最大のメリットです。ただしキッチンや水回りは共用となるため、プライバシーを重視する方には向かない場合もあります。
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家賃 |
55,000円/月 |
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敷金 |
- |
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礼金 |
- |
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仲介手数料 |
- |
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水道光熱費 |
約20,000円 |
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共益費 |
5,000円 |
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1カ月の費用 |
55,000円 |
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半年の費用 |
330,000円 |
半年間の総額は約57万円で、今回比較した中では最も安価です。費用を最優先にしたい方や、他の入居者との交流を楽しみたい方におすすめです。
【アパートメントホテル】
アパートメントホテルはホテルライクなサービスと、自宅のようにくつろげる空間を両立した滞在先です。
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宿泊費 |
250,000円 |
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敷金 |
- |
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礼金 |
- |
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仲介手数料 |
- |
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水道光熱費 |
-(宿泊費に含む) |
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1カ月の費用 |
250,000円 |
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半年の費用 |
1,500,000円 |
費用だけで比較すると最も安いのはシェアハウス(約33万円)、次いでマンスリーマンション(約90万円)という結果になりました。シェアハウスは共同生活が前提ですが、マンスリーマンションなら完全にプライベートな空間で過ごせます。費用・プライバシー・利便性のバランスを考え、ご自身に合った住まいを選びましょう。
東京で半年暮らすならどのエリアが向いている?
東京は広く、エリアによって家賃相場・交通アクセス・街の雰囲気が大きく異なります。ここからは、目的別におすすめのエリアをご紹介しましょう。
【アクセス重視】新宿・渋谷・池袋エリア

新宿・渋谷・池袋エリアはいずれも複数路線が乗り入れるターミナル駅で、都内各所へのアクセスが抜群です。大型百貨店・ファッションビル・家電量販店が集まる商業エリアのため、買い物や外食にも困りません。駅周辺は賑やかですが、各駅から少し離れると落ち着いた住宅街も広がっており、利便性と住みやすさを両立できます。
都内各所への移動が多い方、仕事帰りに買い物や食事を楽しみたい方にはおすすめです。
参考記事:【新宿駅】「仕事」「遊び」に便利な新宿エリアの楽しみ方とは?長期滞在のポイント解説
【家賃重視】中野・板橋・練馬エリア
中野・板橋・練馬は、新宿や池袋まで電車で10〜15分程度とアクセス良好ながら、家賃相場をおさえられるエリアです。落ち着いた住宅街が広がり、スーパーや商店街も充実しているため、日常生活に便利。新江古田駅周辺は治安が良く、女性の一人暮らしにも安心なエリアです。中野区立江古田の森公園など緑豊かなスポットもあり、休日のリフレッシュにも最適。
家賃をおさえたい方・落ち着いた環境で暮らしたい方・治安を重視する女性にはおすすめのエリアです。
参考記事:中野ってどんな街?何がある?サブカルと暮らしが融合する中野の魅力を大解剖
参考記事:【中野】「文教エリア」「サブカル」「高い交通利便性」で若者を魅了し続ける街
【通勤が楽】神田・水道橋・飯田橋エリア

神田・水道橋・飯田橋エリアは、大手町や丸の内、霞ヶ関といった主要オフィス街に近く、通勤時間を大幅に短縮できるエリアです。平日はビジネスパーソンで賑わいますが、休日は人通りが落ち着き、静かに過ごせます。
特に、飯田橋駅にはJR中央・総武線、東京メトロ東西線・有楽町線・南北線、都営地下鉄大江戸線の5路線が乗り入れていて、都内各所へのアクセスも抜群。都心のオフィスに通勤する方、通勤時間をできるだけ短くしたい方にはおすすめです。
【初めての東京生活】吉祥寺・目黒・立川エリア
初めて東京で暮らす方には、生活利便性が高く、街全体のバランスがよいエリアがおすすめです。
吉祥寺は「住みたい街ランキング」で常に上位にランクインする人気エリア。駅周辺には大型商業施設や個人商店、スーパーまでそろい、買い物に困ることがありません。
目黒はJR山手線、東急目黒線、都営三田線、東京メトロ南北線の4路線が利用可能。都心部へのアクセスはもちろん、横浜方面へも乗り換えなしの立地です。落ち着いた雰囲気と利便性を兼ね備えたエリアです。
立川は新宿から中央線で約25分とやや距離がありますが、駅周辺には大型商業施設が充実しており、生活に必要なものはすべてそろいます。広大な昭和記念公園もあり、自然を身近に感じられる環境です。これらのエリアは東京に不慣れで、買い物・交通・自然のバランスが取れた街で暮らしたい方にはおすすめです。
参考記事:立川ってどんな街?何がある?メリハリある街で自然と共生
東京で半年暮らす際の宿泊先を選ぶポイント
東京で半年間暮らす住まいを選ぶ際は、費用だけでなく生活のしやすさも重要なポイントです。ここでは、後悔しない物件選びのためにおさえておきたい5つのポイントを紹介しましょう。
半年間の総額を決め、初期費用と退去費用を早めに比較する

物件によって敷金・礼金・仲介手数料の初期費用は大きく異なります。家具家電が備えつけられていない場合は、それらの購入費用が必要です。一方、マンスリーマンションのように敷金・礼金・仲介手数料などの初期費用がかからない物件や、家具家電が完備された物件もあります。
また、一般的な賃貸物件は2年契約が基本のため、半年で退去すると違約金が発生するケースも。契約前に初期費用・月額費用・退去時の費用をすべて確認し、半年間のトータルコストを比較することが大切です。
自炊や洗濯ができ、買い物にも便利な物件を選ぶ
日々の生活費をおさえるには、自炊や洗濯がしやすい環境かが肝心です。物件の近くにスーパーがあれば食材の調達がしやすく、自炊で食費を節約できます。外食中心の生活は想像以上に出費がかさむため、キッチン付きの物件を選ぶのがおすすめ。また、洗濯機が備え付けられていればコインランドリーに通う手間と費用を省けます。
家具家電・Wi-Fi環境・収納が整っている物件を選ぶ

家具家電・Wi-Fi環境・収納が整っている物件を選ぶと、それらの費用と選ぶ手間や労力が大幅に軽減できます。購入費用がかからないだけでなく、選ぶ手間や退去時の処分も不要です。
また、Wi-Fiは契約すると工事が必要な場合があり、半年後の退去には解約手続きも発生しますが、Wi-Fi完備の物件なら、こうした煩わしさを避けられる点もメリット。さらに、収納スペースの広さも見落としがちなポイントです。荷物をしっかり収納できれば部屋がスッキリ片付き、快適に過ごせるでしょう。
通勤ルートの混雑や乗り換えの負担を考慮する
物件を選ぶ際は、最寄り駅から勤務先までの通勤ルートを具体的にシミュレーションしておきましょう。最寄り駅がターミナル駅の場合、朝のラッシュ時は想像以上に混雑します。また、乗り換えが多いルートは毎日の通勤でストレスになりやすいもの。可能であれば、乗り換えなしで通勤できる路線沿いの物件や、混雑が比較的穏やかな駅を選ぶと半年間の生活が格段に快適になります。
半年契約で割引や特典のキャンペーンがある物件を優先する
マンスリーマンションや一部の賃貸物件では、割引キャンペーンを実施している物件があります。「3カ月以上の契約で月額料金◯%オフ」「半年契約で初期費用無料」といった特典が用意されている場合もあるため、複数の物件を比較する際はキャンペーン情報もチェックしましょう。ただし、キャンペーンは期間限定であるケースが多いため、気になる物件があれば早めに問い合わせるのがおすすめです。
東京で半年暮らすならマンスリーマンションがおすすめな理由

ここまで紹介してきた住まいの選択肢の中で、費用・手軽さ・快適さのバランスに優れているのがマンスリーマンションです。ここからは、東京で半年間暮らす際にマンスリーマンションをおすすめする理由を詳しく解説しましょう。
初期費用がおさえられる
一般的な賃貸マンションでは、敷金・礼金・仲介手数料だけで家賃の4〜6カ月分かかることも珍しくありません。一方、マンスリーマンションはこれらの費用が基本的に不要です。初回のクリーニング代や住宅保険管理費のみで入居できるケースが多く、初期費用を大幅におさえられます。
家具家電など生活に必要な設備がそろっている

マンスリーマンションには、ベッド・テーブル・椅子・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・エアコンなど、生活に必要な家具家電が一通りそろっています。そのため、カバン一つで入居でき、到着したその日から新生活をスタートできます。
家具家電を新調しなくていいため費用もおさえられ、退去時に処分の手間もかかりません。実際に生活を始めて足りないと感じたものを補えばよいので、無駄のない合理的な生活が遅れます。
ライフラインが開通していて、手続きも不要である
一般的な賃貸物件に入居する場合、電気・ガス・水道・Wi-Fiはご自身で契約しなければいけません。特にガスは開栓の立ち会いをしなければならず、入居日に合わせてスケジュールを調整する必要があります。また、インターネット回線は申し込みから開通まで数週間かかることも。
その点、マンスリーマンションはライフラインが既に開通済み。入居したその日から使用できる環境にあるので、わずらわしい契約や立会いは一切不要です。
契約が賃貸物件に比べてシンプルで、スピーディーである
一般的な賃貸物件を契約する際は以下の書類や情報が必要で、書類の準備だけでも手間がかかり、審査にも時間を要します。
- ・契約者の本人確認書類や勤務先情報
- ・連帯保証人の情報・同意書・印鑑証明
- ・収入証明書(源泉徴収票など)
- ・住民票
一方、マンスリーマンション契約時は顔写真付きの身分証の提出のみ。連帯保証人も原則不要で、審査もスピーディーに進むため、急な転勤や出張が決まった場合でもスムーズに入居できます。
<H3>引っ越しが不要で、退去時の手間もかからない
マンスリーマンションは家具家電付きのため、入居時と同様に退去時も大がかりな引っ越し作業は不要です。持ち込んだ荷物をまとめてスーツケースに詰め、鍵を返却すれば退去できます。
退去の手続きも簡単で、多くの場合はマイページからの連絡または電話1本で完了です。賃貸物件のように退去立ち会いや原状回復の細かいチェックに時間を取られることもなく、次の住まいへスムーズに移れます。
東京で半年過ごすなら費用をおさえつつ、快適に過ごせる物件を選ぶことが大切
半年という期間の滞在は、長期契約を結ぶと費用の出費が大きく、短期滞在用の滞在先を選ぶと狭くてストレスを感じる、絶妙な長さです。そのため、東京で半年間暮らす際は初期費用・月額費用・退去費用を含めたトータルコストを把握することが重要です。敷金・礼金・仲介手数料がかからない物件を選べば、初期費用を大幅に削減できます。キッチン付きの物件で自炊して、洗濯機付きの物件でコインランドリー代を節約するなど、日々の生活費を工夫することも大切。
一方で、費用ばかりを優先すると、通勤が不便だったり周辺環境が合わなかったりと生活に不満が出ることも。費用と快適さのバランスを考え、自分に合った物件を見つけてくださいね。
