2026/01/08

入社前の住まい探しはいつがベストタイミング?時期・物件選びのポイント・注意点などを徹底解説

入社前の住まい探しはいつがベストタイミング?時期・物件選びのポイント・注意点などを徹底解説

入社が決まったものの、「住まい探しはいつから始めるべき?」「内定前でも部屋は借りられる?」「希望の物件はどのように見つけるの?」と、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

入社前の住まい探しは、動き出すタイミングを誤ると余計な出費が発生したり、希望の条件を妥協せざるを得なくなったりすることがあります。しかし、事前に選び方や注意点をおさえておけば、限られた期間でも納得のいく住まいを選べます。

本記事では、入社前の住まいを探すベストなタイミング・物件選びのポイント・知っておきたい注意点を解説します。これから物件探しをする方必見。希望の物件をスムーズに見つけるために、ぜひ参考にしてください。

入社前の住まいを探すタイミングとは

入社前の住まい探しは、動き出す時期によってメリット・デメリットが異なります。ここでは「内定後すぐに動く場合」「入社1〜2カ月前から探す場合」「入社直前になってしまった場合」の3つのケースに分けて解説しましょう。

内定後すぐに動き出すのが理想的

内定(内々定)が出たら、できるだけ早めに住まい探しを始めるのが理想です。近年は採用活動の早期化が進んでおり、大学4年生の6月頃には内々定を得ている学生も多くなっています。その場合、夏〜秋頃から物件探しを始めると余裕を持って進められます。

また、夏〜秋頃は物件を探す人がまだ少なく、じっくり比較検討しながら内見できるのがメリットです。特に遠方から引っ越す方は、早めに動き出すことで複数回の内見や周辺環境の確認もしやすくなります。

ただし、1〜3月の繁忙期と比べると出回る物件数が少ない点や、早めに契約すると入居前から家賃が発生する場合がある点には注意しましょう。

入社1~2カ月前は、物件数も増えるが競争も激化

4月入社に向けて、2〜3月にかけて物件探しをする人が最も多くなります。この時期は3月退去予定の好条件物件が多く出回る一方、不動産会社への問い合わせが集中し、希望日に内見の予約が取れないこともあります。

また、契約手続きには通常1〜2時間かかりますが、繁忙期は待ち時間が発生することも。スケジュールには2〜3時間程度の余裕を持っておくと安心です。人気物件はすぐに埋まるため、気になる物件があれば早めに問い合わせましょう。

入社直前になった場合は、仮住まいの検討も

住まいを探すタイミングが入社直前になってしまうと、希望条件に合う物件が埋まっている可能性が高くなります。特に4月入社だと3月には空き物件がなくなり、条件を妥協せざるを得ない状況に。

その場合の選択肢として、マンスリーマンションを一時的な仮住まいにする方法があります。マンスリーマンションは1カ月から契約でき、賃貸物件の繁忙期でも空室があることも。まずは、マンスリーマンションで新生活をスタートさせ、落ち着いてから本格的に物件を探すのも一つの方法です。

入社前に住まいを選ぶときのポイント

入社後は長く住むことになる物件だからこそ、できるだけ条件がよく自分に合った部屋を選びたいもの。ここからは、物件選びでおさえておきたいポイントを解説します。あなたの判断基準として参考にしてください。

通勤時間・アクセスのよさを重視する

職場への通勤時間や最寄り駅のアクセスのよさは重要なポイントです。通勤時間が短いと時間に余裕が生まれ、プライベートの時間を確保しやすくなります。特に新社会人のうちは仕事に慣れるまで体力的にも大変な時期です。通勤の負担が少ない立地を選べが、日々の生活にゆとりが持てるでしょう。

生活スタイルに合った広さ・間取りを選ぶ

一人暮らしの場合、「1K」「1DK」「1LDK」が一般的な間取りの選択肢です。1Kは、キッチンと居室が分かれており、自炊派におすすめ。1DKは、食事スペースと寝室を分けてメリハリのある生活がしたい方によいでしょう。1LDKは、ゆとりある空間で生活したい方や、荷物が多い方に最適です。

ただし、部屋の面積が広いほど家賃も上がるため、予算とのバランスを考慮して決めましょう。

無理のない家賃設定を考える

一般的に、家賃の目安は手取り額の2.5〜3割で、これを超えると家計が圧迫されるといわれています。例えば、手取り20万円なら家賃5〜6万円、手取り30万円だと7万5,000円〜9万円が目安となります。ただし、この額はあくまで一般的な基準です。「通勤時間を短くしたい」「設備の整った部屋に住みたい」など、自分の精神的な豊かさを含め、何を優先したいかを加味して柔軟に判断しましょう。

セキュリティ面を確認する

安心して暮らすためには、セキュリティが整っている物件を選ぶことも大切です。特に女性の一人暮らしでは注意したいポイント。チェックしておきたい項目として、一例を紹介します。

  • ・2階以上の部屋
  • ・オートロック
  • ・モニター付きインターホン
  • ・防犯カメラの設置
  • ・ディンプルキーなど防犯性の高い鍵
  • ・ホームセキュリティの導入
  • ・防犯フィルム、防犯ガラス

すべてを満たす物件は多くありませんが、これらに当てはまる数が多いほどセキュリティが万全です。安心して生活するために、防犯レベルの高い物件を意識しましょう。

入社前の住まいで希望物件を逃さない方法

人気の物件はすぐに埋まってしまうため、事前の準備と素早い行動が欠かせません。ここからは、希望条件に合った物件を確実におさえるためのポイントを4つ解説しましょう。

希望条件・優先順位・予算を明確にしておく

物件探しを始める前に、希望条件・優先順位・予算を整理しておきましょう。なぜならすべての条件を満たす物件はなかなか見つからないからです。「これだけは譲れない」というポイントを決めておくことが肝心。整理しておきたい主な条件は以下が一例です。

  • ・家賃:手取り額の2.5~3割が目安
  • ・立地:最寄り駅までの距離、職場へのアクセス
  • ・間取り:一人暮らしなら1K〜1LDKが一般的(約25平方メートル)

「駅近は絶対」「家賃は◯万円以内」など、妥協できる点・できない点を明確にしておくと物件を比較する際に判断しやすくなり、満足度の高い物件を契約できます。

遠方の場合はWeb内覧を活用する

現地に行くのが難しい場合は、Web内覧を活用しましょう。Web内覧とは、不動産会社の担当者がビデオ通話で物件内を中継してくれるサービスで、部屋の雰囲気や設備をリアルタイムで確認できます。遠方の場合や多忙な方にとって、最小限の時間で部屋を確認できる便利な手段です。

ただし、実際の部屋の広さや日当たり、周辺の環境など、現地でないと分かりにくい部分もある点は承知しておきましょう。

気になる物件はすぐに空き状況を確認する

2〜4月は物件探しのピークシーズンです。気になった物件は他の人も同じように検討している可能性が高いと考えましょう。「あとで連絡しよう」と思っているうちに、他の人が契約してしまうケースは珍しくありません。気になる物件を見つけたら、その日のうちに空き状況を確認するのがおすすめ。内見を希望する場合も、できるだけ早く日程をおさえましょう。 

入居日の調整・交渉は早めにする

4月から入居したい場合でも、物件の退去予定日によっては入居可能日が2月末や3月上旬になっていることがあります。希望の入居日がある場合は、早めに不動産会社へ相談しましょう。交渉次第で入居日を調整できることもありますが、空室期間が長くなる場合は断られるケースもあります。その場合、入居日までの家賃を負担して物件を確保するか、他の物件を探すか判断しなければいけません。

入社前の住まい探しで知っておきたい注意点

入社前の住まい探しでは、時間に余裕がある賃貸契約とは異なる注意点があります。事前にリスクを把握しておけばスムーズに契約を進められるでしょう。以下で詳しく解説します。

就職活動中は審査が通りにくい可能性がある

就職活動中や内定前の段階では、賃貸の入居審査に通りにくいことがあります。定職に就いていない状態では、支払い能力があるかどうか判断しづらいからです。その場合の対処法としては、以下の方法があります。

  • ・預貯金の残高証明を提出し、支払い能力を示す
  • ・収入が安定している親族に連帯保証人になってもらう
  • ・保証会社を利用する
  • ・中途入社の場合は、収入証明書を提示する

また、不動産会社や大家さんは契約者の人柄を見ている場合もあります。内見や契約時には、清潔感のある服装と丁寧な言葉遣いを心がけましょう。

内定通知書などの書類準備が必要になる

内定者が賃貸契約をする際は、収入を証明する書類として「内定通知書」や「採用通知書」の提出を求められるケースがあります。企業によっては内定通知書を発行していない場合があるため、必要に応じて人事部などに発行を依頼をしましょう。

焦って内見せずに契約するのは避ける

繁忙期は「早く決めなければ」と焦りがちですが、内見をせずに契約するのはおすすめしません。写真や図面だけでは分からない情報が多く、入居後に「思っていたのと違った」と後悔するケースもあります。例えば、日当たり・騒音・共用部分の清潔さ・周辺環境などは実際に現地を見ないと判断しづらいポイントです。どうしても現地に行けない場合はオンライン内見を活用し、気になる点は担当者に細かく確認しておきましょう。

入社前・転職活動中の仮住まいにはマンスリーマンションもおすすめ

入社前の住まいがなかなか決まらない場合や、現在の住まいと新居の入居日が合わない場合は、マンスリーマンションを一時的な仮住まいとして活用する方法もあります。マンスリーマンションは1カ月から契約でき、家具・家電が備え付けのため、身の回りの荷物だけですぐに新生活を始められるのが特徴です。一般的な賃貸物件と比べて入居審査が通りやすく、繁忙期でも空室が見つかりやすいメリットもあります。

また、「希望の物件が見つからないまま入社日が迫ってきた」という場合でも、まずはマンスリーマンションで新生活をスタートさせ、実際に住むエリアの周辺環境を確認しながら、落ち着いて本命の物件を探すことも可能です。焦って妥協した物件を選ぶより、満足度の高い住まい選びにつながるでしょう。

参考記事:マンスリーマンションとは?選ばれる理由や借りる際の注意点を解説!

参考記事:マンスリーマンションのデメリット・メリットとは?注意点や借りる際のポイントも解説!

入社前の住まい探しは「タイミング」と「選択肢」が重要!

入社前の住まい探しは、動き出すタイミングによって物件の選択肢や競争率が大きく変わります。早めに動けばじっくり比較検討できますが、早すぎると部屋をおさえるために入居前から家賃が発生することも。逆に遅すぎると、希望条件に合う物件がすでに埋まっている可能性が高くなります。

スムーズに物件を決めるためには、希望条件と優先順位を事前に整理し、気になる物件があればすぐに行動することが大切。また、内定直後で審査に不安がある場合は、必要書類を早めに準備しておきましょう。

万が一、希望の物件が見つからない場合は、マンスリーマンションを仮住まいとして活用するのも一手です。ご自身の状況に合わせて柔軟な選択肢を持ち、納得のいく住まいを見つけてくださいね。

職場近くで仮住まいを検討される方は、こちら!