2020/02/14
ビジネスホテルで連泊した場合の料金相場|宿泊料を安くする方法
ビジネスホテルは、一般的なホテルよりも安く利用することができます。そのため、出張や受験、旅行などで数日間遠方に滞在する場合、ビジネスホテルを利用する方もいるのではないでしょうか。
しかし、一般的なホテルより安いとはいえ、連泊する場合はどのくらいの宿泊料を用意する必要があるのか分からない方も多くいるでしょう。
そこで今回は、ビジネスホテルで連泊する場合の料金相場について詳しく解説します。また、宿泊料を安くする方法や、ウィークリーマンションを利用するメリット、利用時の注意点についても紹介します。ビジネスホテルでの連泊を検討している方や、ホテルに安く連泊したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
1.ビジネスホテルで連泊する場合の料金相場は?
以下は、ビジネスホテルで利用する場合の料金相場を表にまとめたものです。
料金相場(1泊2日の場合) | |
---|---|
東京 | 約7,000円~12,000円 |
大阪 | 約5,000円~9,000円 |
名古屋 | 約7,000円~9,000円 |
福岡 | 約3,000円~7,000円 |
上記の表より、他の地域と比べて、東京のビジネスホテルの利用料金が高いことが分かります。
東京のビジネスホテルの利用料金が高い理由は、外国人観光客の増加や地価・物価・人件費が高いためです。そのため、東京でビジネスホテルを利用する際は、複数のビジネスホテルの利用料金を比較したうえで、宿泊するホテルを選ぶようにしましょう。
もちろん、中でもお値打ち価格な福岡でビジネスホテルを利用する場合も、ホテルの立地や利便性などによって利用料金は異なります。しっかりと事前調査をしたうえで、予算に合ったホテルを選ぶことが重要です。
また、1泊2日の場合と、連泊する場合でも、ビジネスホテルの利用料金は大きく異なります。ホテルによっては、金額が大幅に上がることも珍しくないため、一週間以上滞在する場合は、お得に利用できるウィークリーマンションを視野に入れることもおすすめです。
2.宿泊料を安くする方法
ビジネスホテルの宿泊料を抑えるためには、いくつかの方法があります。では、具体的にどのような方法をとれば宿泊料を安くすることができるのでしょうか。
ここでは、ビジネスホテルの宿泊料を安くする方法を2つ紹介します。予算に余裕を持たせるためにもぜひ当項目を活用してください。
2-1.連泊プランを利用する
ホテルの宿泊料を安くする1つ目の方法は、ホテルの連泊プランを利用することです。
連泊プランは、ホテルの宿泊料が安くなる他、ホテルによってはシャツのクリーニングサービスを無料で利用できるなど、さまざまな割引サービスを受けることができます。そのため、連泊プランを利用する場合は、自分の宿泊方法に合ったサービスがあるホテルに宿泊することがおすすめです。
ビジネスホテルの連泊プランは、出張者の少ない週末などに設定されていることがほとんどです。そのため、旅行などでビジネスホテルを利用する場合は、連泊プランを利用してホテルに宿泊すると良いでしょう。
2-2.ウィークリーマンションを利用する
ホテルの宿泊料を安くする2つ目の方法は、ウィークリーマンションを利用することです。
先ほど述べたように、一週間以上滞在する場合、ビジネスホテルよりウィークリーマンションを利用することがおすすめといえます。なぜなら、ビジネスホテルは、ウィークリーマンションに比べると1日あたりの宿泊料が割高となっていることが多いためです。
また、ビジネスホテルの場合、部屋に台所が付いていないため、外食が多くなります。一方で、ウィークリーマンションの部屋には台所が付いているため、外食費を抑えることが可能です。そのため、一週間以上滞在するのであれば、ビジネスホテルや連泊プランよりも、ウィークリーマンションのほうがお得に宿泊することが可能です。
3.安いだけじゃない!ウィークリーマンションを利用するメリット
ウィークリーマンションは、ビジネスホテルよりも安く利用できる他、面倒な手続きをする必要がないなど、さまざまなメリットがあります。
ここからは、その中でも代表的なメリットを4つ紹介します。ウィークリーマンションの利用を検討している方は、ぜひご一読ください。
3-1.連泊の予約をとる必要がない
ビジネスホテルで連泊の予約を取る場合、希望通りの予約を取ることは非常に困難です。とくに人気の観光地であれば、ホテルは常に稼働しているため、希望通りに予約を取ることはほぼできません。
しかし、ウィークリーマンションは、一週間からの利用となるため、連泊の予約をとる必要がありません。また、滞在期間を延長することもできるため、複数のホテルをはしごせず、同じ場所に滞在することが可能です。
3-2.自分で間取りを選べる
ビジネスホテルは、どの部屋もある程度間取りが決まっています。生活することを目的とした構造ではないため、部屋のほとんどがベッドで占められているなど、窮屈さを感じることも少なくありません。
また、ビジネスホテルの場合、ビジネスホテルのスタッフが部屋を決定します。そのため、自分好みの間取りの部屋を利用することはできません。
しかし、ウィークリーマンションであれば、自分で好みの間取りを選ぶことが可能です。また、長期滞在を想定した構造となっているため、余裕のある空間で快適に過ごすことができることができます。
3-3.個別に洗濯機や台所がある
ウィークリーマンションの最大のメリットは、部屋に洗濯機や台所の設備が整っていることです。
前述したように、ビジネスホテルには個別に洗濯機や台所がありません。そのため、外食費やクリーニング代など、さまざまな費用がかかります。
しかし、ウィークリーマンションには、個別に洗濯機や台所があるため、費用を抑えることができます。
他にも、電子レンジなど一般的な家電も設備されているため、コンビニなどでテイクアウトした場合でも簡単に調理できる点が、ウィークリーマンションの魅力です。
3-4.門限時間を気にせず生活ができる
ビジネスホテルには、出発時間や帰宅時間があります。そのため、時間を気にして行動しなくてはなりません。
一方で、ウィークリーマンションには門限時間がないため、いつでも好きなときに外出・帰宅することが可能です。
ただし、運営会社によっては門限時間を設定していることもあるため、ウィークリーマンションを利用する際は、事前に門限時間の有無を会社に確認したうえで、自分に適したマンションを選びましょう。
4.ウィークリーマンションを利用する際の注意点
前項では、ウィークリーマンションには、さまざまなメリットがあることを紹介しました。しかし、メリットを最大に活かし、快適に利用するためには、以下の点に注意する必要があります。
- ・賃料が前払いとなっていることが多い
- ・契約途中で退去した場合、残りの期間分の料金が戻ってこないことがある
- ・バスセットは自分で購入する必要がある
- ・運営会社の中には来客不可としているところもある
ウィークリーマンションは、賃料が前払いとなっていることが多いため、あらかじめお金を用意しておく必要があります。また、契約期間の途中で退去した場合、残りの期間分の料金が戻ってこないことも少なくありません。そのため、料金形態については、事前にしっかりと運営会社に確認することが大切です。
他にも、ビジネスホテルとは異なり、バスセットなどのアメニティグッズは用意されていないことがほとんどです。ウィークリーマンションを利用する際は、運営会社には部屋の設備についても詳しく確認し、自分で用意できるものはあらかじめ用意しておきましょう。
ウィークリーマンションを運営している会社の中には、「家族などの親族であれば宿泊可」としており、友人の宿泊を不可としているところもあります。無断で友人を泊めた場合、運営会社とのトラブルに発展する可能性もあるため、宿泊先に人を泊めたい場合は、必ず運営会社に連絡を取ることが重要です。
まとめ
ビジネスホテルの連泊料金は、滞在期間によっては、利用料金が大幅に上がる可能性があるため、宿泊料を抑えたい場合は、連泊プランを利用すると良いでしょう。
一週間以上滞在する場合は、連泊プランよりもウィークリーマンションの利用がおすすめです。ウィークリーマンションであれば、連泊の予約を取る必要がないうえ、部屋に洗濯機や台所などの設備が整っているため、宿泊にかかる費用を抑えることができます。
ただし、ウィークリーマンションの運営会社によって設置されている家具・家電は異なります。そのため、ウィークリーマンションを利用する際は、事前確認が重要です。
30日以上の長期滞在の場合は、マンスリーマンションのほうがお得となる可能性もあります。今回の記事を参考に、ぜひ自分に適した宿泊先を見つけてください。