2024/01/01
マンスリーマンションに勝手に人を泊めてもいいの?
友人や家族をどうしても泊めなければならないことは、誰にでも起こりえることです。
ふつうのマンションやアパートならば、自由に人を泊めることができますが、マンスリーマンションの場合はそうはいきません。
マンスリーマンションとふつうの賃貸物件では、契約内容も異なるため、人を泊める場合は注意しなくてはならない点があります。
では、マンスリーマンションで人を泊める場合は、どのような点に注意するべきなのでしょうか?
Contents
原則的に友人や家族を泊めるのはNG
マンスリーマンションは1日あたりの利用料金が定められています。
そのため、一時的であっても友人や家族を泊める場合は事前に申請することが必要です。
複数人で利用する場合、追加料金が必要な物件もあります。
人を泊めるということは、一時的でも同居するということになるので、追加料金を支払う必要があります。
もしも、勝手に友人や家族を泊めてしまった場合、1人分の料金で同居したということになってしまうため
勝手に人を泊めることはルール違反となってしまいます。
人を泊めること自体、絶対にできないというわけではありませんが
ルール違反や契約違反となってしまうこともあるので、人を泊める場合は必ず事前に申請するようにしましょう。
勝手に人を泊めた場合は契約違反により罰則があることも
マンスリーマンションの利用は契約者本人に限られており、契約者本人以外が利用することはできません。
勝手に人を泊めるということは、契約者ではない人が利用することとなるので、契約違反になってしまいます。
契約違反をした場合は、追加料金を支払うだけで大丈夫な場合もありますが
強制退去しなければならなくなることもあるので注意が必要です。
どうしても人を泊めなければならなくなってしまったときは、必ず問い合わせて確認するようにしましょう!
勝手に人を泊めてもバレないは大間違い!
勝手に人を泊めたところで、1泊くらいなら気付かれないと思う人もいるでしょう。
たしかに、マンスリーマンションで勝手に人を泊めてしまっている人もいないわけではありません。
しかし、1泊くらい気付かれないと思ったら大間違いです。
管理会社側がこまめに部屋をチェックしているわけではありませんので、100%気付かれるというわけではありません。
ただ、人を泊める場合、どうしてもひとりで居る場合よりも騒がしくなってしまうので
近隣の利用者を通して管理会社側に連絡が行ってしまうことがあります。
状況によっては大きなトラブルに発展してしまうこともあるため、勝手に人を泊めることは避けるべきでしょう。
来客で一時的に部屋に通すことは可能
ルール違反、契約違反となりかねない場合というのは、人を勝手に泊めたときです。
一時的に来客を部屋に通す分には問題ありません。
なので、来客があるたびに管理会社に連絡する必要はなく、いつでも気軽に家族や友人を呼ぶことができます。
ただし、マンスリーマンションは住居としての利用に制限されています。
制限している理由は、事務所や店舗としての利用をさせないためです。
事務所や店舗として利用した場合、不特定多数の人が頻繁に部屋を出入りすることとなり、近隣に迷惑になってしまうことがあります。
たとえ住居として利用する場合でも、頻繁に来客が出入りするような場合はルール違反となります。
宿泊しないのであれば来客を通すことはできますが、近隣の迷惑になることもあるので、来客に関してはマナーを守って対応するようにしましょう。
まとめ
- 友人や家族を勝手に泊めることはできない
- 人を泊める場合は、事前に申請する必要がある
- 勝手に人を泊めた場合は罰則が科せられるケースもある
- 来客を一時的に部屋に通すことは可能
- 不特定多数の人が頻繁に部屋を出入りすることはNG
マンスリーマンションは来客を部屋に通すこともできます。ただし、不特定多数の人を頻繁に部屋に通すことや、勝手に人を泊めることはできません。
トラブルの原因となってしまう場合があるということ
契約違反となって罰則が科せられる場合もあることから、マナーを守って対応するようにしましょう。