2025/12/12
一宮ってどんな街?何がある?モーニング文化発祥の地、一宮の魅力を大解剖。

Contents
一宮ってどんな街?

モーニング文化発祥の地であり、温かいおもてなしの心が根付く街、一宮(いちのみや)
愛知と岐阜のちょうど県境に位置する一宮は、
おだやかで住み心地のいい雰囲気をまといながらも、
中心地の名古屋には最短10分でアクセスできる好立地ぶり。
このおだやかな街には、意外と知られていない抜群の利便性が隠されています。
まさに、暮らしにぴったりの場所。
一宮は市全体の街おこしが活発で、地域コミュニティが発達。
いつまでもにぎわい続け、住まう人から愛され続ける街なんです。
制服を着た学生、スーツを着たビジネスパーソン、余暇をたのしむ老夫婦、、
さまざまな年代の人が毎日を送る。
不自由ない落ち着いた暮らしをここ、一宮で。
一宮へのアクセスと生活インフラ
愛知の主要駅、名古屋駅から電車で10~15分ほどの近郊・一宮駅。
駅前にはリニューアルオープンするショッピングモールも✨
生活に欠かせない要素、まずはここからチェックしていきましょう。
一宮へのアクセス

一宮駅には、JR(東海道線) と 名鉄(名古屋本線/尾西線) が乗り入れます。
それぞれの乗り場で名前が変わるのがちょっとややこしいところ、、↓
⋄「尾張一宮」= JR
⋄「名鉄一宮」= 名鉄
名前が違っても乗り場は同じ構内にあるので、ご安心を。
《主要駅へのアクセス》
● 名古屋駅:JRで快速10分、普通15分
● 金山駅:JRで特別快速19分、名鉄で急行24分
● JR岐阜:JRで特別快速9分、普通12分
⭐どの線も快速が止まります!電車を待たずにスムーズな移動が可能◎

一宮駅はバスターミナルもあります。
電車だとちょっとアクセスしづらい一宮市内にも、名鉄バスで気軽にアクセス可能。
屋内型バスターミナルで、悪天候でもストレスなく待つことができます。
一宮駅直結のショッピングモール
一宮駅内には4つの施設が入っています。
この4つをマスターするものこそ、一宮駅を制します。
① イチ*ビル
:大規模ショッピングモール

[詳細]
2025年12月にリニューアルオープンし、全40店舗!
ex)無印良品、ロフト、サイゼリア、ゴンチャ、ロピア(スーパー)
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② Asty(アスティ)
:通勤・通学客や旅行者向け店舗

[詳細]
電車利用者向けに、サクッと利用できるお店が集まる!
ex)モスバーガー、成城石井、三省堂書店、マツモトキヨシ
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③ μPLAT(ミュープラット)
:テイクアウト対応の飲食店、居酒屋、カフェ

[詳細]
駅利用者や地域住民が日常使いできるお店が盛りだくさん!
ex)ファミマ、ドトール、ココ壱番屋、ガチャガチャショップ
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④ i-ビル(アイビル)
:市民の暮らしや活動を支える公共施設

[詳細]
一宮市が運営するi-ビルには図書館や支援センターが収容。
市民のための行政機関的な役割を担う。
これらがすべて駅構内から直結となると
... いろいろ揃いすぎてしまう一宮駅。
一歩も外に出ることなく、すべての施設が利用できる一宮。
こんなに便利な駅だったんだ、と思わされますね。
(おまけ)駅構内を歩いていると、、

ベビーカー貸出サービスなんてあるんですね。
ほんと、どこまで利用者にやさしいんだ、一宮駅。
一宮のクリニック

〇 「大雄会」
―地元民からも信頼も厚い、何かあったら頼れる病院
「総合大雄会病院」「大雄会第一病院」「大雄会クリニック」の3施設が集まり、
地域医療と連携した、多様な診療科がある総合病院。
〇 「いしぐろ内科」
―地域に根付いたかかりつけ医院
内科、消化器内科、小児科、皮膚科、リハビリテーション科があり、
痛みや時間に配慮し、気軽に受診できる内科病院。
一宮の街の雰囲気
駅からの出口は東口と西口の二つ。
両エリアとも落ち着きがあり、治安もいい。
まずは駅前エリアから知っていきましょう。
東口:商店街

一宮駅の東口から、まっすぐのびる「ぎんざ通り」から始まり、
一宮駅東口エリアには、4つの商店街組合 が集まります。
多くのお店が連なり、歩けば歩くほど、気になるお店に出会える。

特に、東口を代表する「本町商店街」は、
いかにも地元の商店街感たっぷりな安心感。
八百屋さんや、老舗の鬼まんじゅうのお店、喫茶店など、
昔懐かしの商店街が、街に溶け込んでいます。

入り組んだ道も、なんだか心地いい。
大通りから少し中に入ると、細くうねった道が多い東口ですが、
みどり豊かで、おだやかな街の雰囲気を感じます。
入り組んだ道と、商店街が交差する東口は、おだやかで、どこか懐かしい。

暗くなってくると、飲食店が明かりを灯し始める。
中には、会員制のお店もあったり、練り歩くには最高な飲み屋街です。
そんな東口の商店街の一つ、
〇「えんと」

天ぷらと炭火焼きが魅力の居酒屋「えんと」
大江・花園商店街を歩いていると、温かい光に照らされた「えんと」が目に入ります。
店内には掘りごたつもあり、ゆったりと落ち着ける雰囲気。

フードだけでなく、地酒や焼酎も豊富に取り揃えられたドリンクメニュー。
迷いつつも、無事注文完了。
3種のお通しとお酒を愉しみつつ待ちます。

どでかい大根!まず運ばれてきたのは、名物の京風出汁がしみしみのおでん。
この大きさもお店のウリの一つなんだとか。
からしや味噌をつけて、余すことなく堪能しました。
続いては、熱々の天ぷら。
海老やホタテ、鶏肉の梅肉巻きなど、趣向を凝らした種々の天ぷらは、天つゆにつけても衣がサクサクのまま。
なんとも酒が進む逸品です。
そして、、いよいよ待ちに待った炭焼きが、、

ど~~~ん!
大迫力!お店自慢の「元祖豚のスペアリブ」
炭火で焼かれた香ばしい香りがたまりません。
付属のソースと、少しのわさびをつけ、かぶりつきます。
地元の人々で賑わう温かい雰囲気の中で、心ゆくまでくつろげる「えんと」。
一宮駅東口エリアの魅力的な夜を彩る、おすすめの一軒です。
西口:おだやかな宅地

西口エリアは、東口以上におだやか。
学生の通学路も多く、これぞ安心して暮らせる街、という印象です。

西口からはリニューアルオープンしたイチ*ビルにすぐ入ることができます。
また、西口をでてすぐのところには、駐車場が確保されたウェルシアとローソン。
落ち着いた街の雰囲気の中に、ちゃーんと利便性を備えてる。

のどかな中にひっそりと名店が隠れてる。
西口エリアはおだやかと言いつつ、
SNSにも載っていないような地元の老舗居酒屋・バーや、おしゃれなお店が点在しています。
街を歩いて、ふらっと立ち寄ってみたり。
自分だけの行きつけを探すのもいいですね。
地元感満載の開拓しがいのあるエリアです。
一宮に根付く文化
一宮といえば、もっともよく挙げられるのが
「モーニング」と「真清田神社」ですね。
モーニング文化
モーニング文化の発祥の地は一宮って知ってましたか?
いまや全国的に知られる「喫茶店のモーニング」
ドリンク一杯に簡単な朝食がついてくる、とびきりのサービス精神から生まれた文化の発祥地。
そりゃ温かい街に決まってる。
〇「アールグレー」

出典:一宮モーニング アールグレー
東口から徒歩15分。
こじんまりした店内で、おもてなしの心を感じられる地元カフェ「アールグレー」
モーニングの厚切りトーストはバターと小倉から選べます。
店主のママさん特製の日替わりランチも人気の一つなんだとか。
〇「茶房万葉人」

西口から徒歩3分。
コミカルで明るいオーナーさんと、植物に囲まれる喫茶店「茶房万葉人」
自家焙煎のスペシャリティ珈琲豆を扱うお店で、
こだわりのコーヒーと、日替わりのサンドイッチ/トーストのモーニングセットを楽しめます。
その日のモーニングは、公式のインスタグラムをチェックです✓
真清田神社

愛知県西部あたりを、『尾張(おわり)』なんて呼んだりしますが、
尾張を代表するのが、この「真清田神社(ますみだじんじゃ)」
一宮市の名前の由来にもなっており、
昔から尾張のまちを守ってきた、いわば地元の大ボス神社みたいな存在です。

真清田神社は本町商店街を抜けた先にあり、
地元民にはおなじみの景色です。
本町商店街から真清田神社を結ぶ道は「鮎鮓(あゆすし)街道」と呼ばれ、
あの徳川家康に鮎を運んでいたんだとか。
どおりで、ちょっと昔にタイムスリップしたような感じがするもんだ。
一宮の魅力を深堀り
一宮にはまだまだ魅力がいっぱい。
一宮で暮らす良さは、こんなところにも。
七夕まつり

出典:一宮七夕まつり 過去の七夕祭り
一宮駅東口エリアで開催される「おりもの感謝祭一宮七夕まつり」
実は、日本三大七夕まつりの一つなんです。すごいですよね。
東口正面にあるぎんざ通りは歩行者専用になり、
駅から出ると広がる、たくさんの出店と祭り飾り。
街全体がお祭りムードに包まれます。

出典:一宮七夕まつり 過去の七夕祭り
数多くの出店が集まり、本町商店街は多くの人で埋め尽くされます。
浴衣を着て、イカ焼きやキュウリの一本漬けを片手に練り歩く。
毎年7月末に開催され、地元では「一宮の七夕まつり」と親しまれるお祭りです。
大江川緑道

出典:Aichi Now 大江川緑道
一宮駅東口から15分ほどまっすぐ歩くと見えてくる「大江川」
大江川の両岸には、約330本のソメイヨシノが植えられており、
「大江川緑道」と呼ばれる桜の名所。
「桜まつり」開催時には、ライトアップされた夜桜が楽しめます。

大江川緑道は、お散歩ロードにはぴったりの場所。
季節に色づく木々を楽しみながら、
歩行者専用の川沿い道をゆったり歩くことができます。
のどかな一宮をたっぷりと堪能してみては。
一宮市立中央図書館

駅直結のi-ビルのうち、5~7階には「中央図書館」が併設されています。
市内に住む人も、そうでない人も、誰もが使える図書館。
貸出カードの発行も、名前と住所が確認できるものをもっていれば
誰だって発行することができます。

出典:一宮市立図書館 施設概要
特におすすめなのが勉強スペース。
学習室が160席(予約可能)、自由席が217席もあるんです。
持ち込みパソコンブースも用意されており、フリーWi-Fiもある完備ぶり。
これが、無料で夜9時まで利用できちゃう。
仕事終わりに、休日に、一宮駅を上手に活用しちゃいましょう。
一宮周辺でおすすめのマンスリーマンション
一宮駅に近い、おすすめのマンスリーマンションをご紹介!
アットイン一宮8

● 駅徒歩3分の1K
● IHコンロの収納たっぷりキッチン
● オートロック/宅配ボックス完備
アットイン一宮7

● 駅徒歩7分の1K
● 大容量クローゼットとたっぷり日光
● オートロック付き/Wi-Fi使い放題
おわりに

どうでしたか、一宮。
名古屋のすぐ隣にあるのに、どこか温かい時間が流れている場所なんです。
とっても便利な街だけど、一歩外へ踏み出せば、
昔ながらの喫茶店文化や、商店街のにぎわいを感じられる。
ぜひ、一宮で毎日をゆったりと楽しんでください。

この記事を書いた人。
純喫茶でバイトしている学生。自然が好きなので、よくお散歩をする。
一日の終わりにその日の歩数を確認するのが日課。
