2025/09/19
蔵前ってどんな街？何がある？下町好きにはたまらない蔵前の魅力を大解剖。
Contents
蔵前ってどんな街？
東京・蔵前（くらまえ）は、浅草の隣に位置する、下町好きには人気のエリア。
蔵前という地名は、”かつて幕府の米蔵（お米の倉庫）があった場所の前”という意味からつけられているそうです。
最近では、古い木造建築をリノベしたカフェやお店が増えて注目が集まる一方で、
昔から住む人々のゆるやかな空気も残り、どこかほっとします。
観光地のきらびやかさは一歩引きつつ、
毎日の暮らしにちょうどいい”余白”と”気楽さ”がある、
そんな蔵前の魅力をめいっぱいお伝えします。
蔵前へのアクセスと生活インフラ
下町レトロだからって、毎日の便利さは捨てられない。
主要エリアへのアクセスも抜群な蔵前にいけば、生活に必要なものは何でも揃います。
蔵前駅への交通アクセス
蔵前には、都営浅草線 と 都営大江戸線 の2路線が乗り入れます。
周辺の浅草駅や両国駅は徒歩圏内なので、どこへでもストレスフリーに移動◎
《目安の所要時間》
・ 浅草駅 ： 浅草線で約1分（徒歩約15分）
・ 日本橋駅 ： 浅草線で約7分（4駅）
・ 東銀座/新橋エリア： 浅草線で約12～15分
・ 新宿駅 ： 大江戸線直通で約25分
・ 羽田空港 ： 浅草線エアポート快特で約40分
・ 成田空港 ： 浅草線（京成直通）で約60分
▼ タクシーでの帰宅も、都心からは2,000～3,000円台で収まることが多い距離感です🚕
ショッピングするならココ！蔵前での生活基盤
〇 スーパーマーケット「LIFE」
9：30～24：00。
駅チカの大型スーパーマーケット。
3階建て、生鮮から日用品、文具までなんでも揃う。
コピー機や証明写真機もあり、
かゆいところに手が届くスーパーです。
〇「まいばすけっと」/「マルエツ プチ」
小回りの利く価格とサイズ感。
帰宅途中に必要な分だけ買えて、
食品ロスが出にくい。単身にはありがたいです。
〇ドラックストア・100円ショップ
駅周辺に複数。
寝具やキッチン消耗品の”ちょい買い”に便利。
〇 郵便局・銀行ATM
主要行のATMが点在。
荷物の受け取りや転送、
荷造り用品の購入がスムーズにできる。
▼ 深夜帯のコンビニも要所にあるので、残業帰りや夜の急な買い出しにも対応可◎
蔵前の空気と川辺の時間
街の居心地は、暮らしの満足度に大きくかかわるポイント。
ここでまず、蔵前という街の雰囲気をなんとなく感じてみませんか？
夜は静か、朝は早い
浅草や上野、両国など活気のある街に囲まれる蔵前。
しかし、蔵前は、独自の落ち着いたテンポ感をもっています。
生活リズムが、心地よくめぐってゆくイメージ。
～～ 夜 ～～
深夜まで騒ぐエリアではなく、0時を過ぎると街は静けさをまといます。
にぎやかな浅草の観光通りや上野のカルチャーゾーンと隣り合う一方で、
蔵前には一呼吸おけるような落ち着きが漂っています。
蔵前の夜は、今日も一日がんばった自分を癒し、明日へとつないでくれる。
～～ 朝 ～～
朝はコーヒーの香りと隅田川の風とともにスタート。
駅前の「SQUARE cafe 蔵前店」は 朝の7時 から営業で出勤前にも利用できます。
一日の始まりの淹れたてのコーヒーが、
「今日も一日がんばろう」そう思える朝にしてくれますよ。
隅田川沿いは憩いの場所
蔵前は隅田川のほとり。
橋と川の景色が日常に溶け込む場所にあります。
黄色がトレードマークのこの橋は、蔵前橋という橋。
橋の向こうは両国エリアへとつながっています。
蔵前橋～厩橋(うまやばし)～駒形橋の区間は、ジョギングや散歩にちょうどいいコース。
信号にあまり止められずに、自分のペースでリフレッシュできます。
厩橋付近には、思わずクスっと笑っちゃうアーティスティック公衆トイレも。
平成3年の厩橋改修工事の際に、造られたそうです。（交番の真横にあり安全性も◎）
こういう遊び心を残す街では、暮らす人の肩の力も抜けそうですね。
ベンチでコーヒーを飲むもよし、隅田川やスカイツリーを眺めながら歩くもよし、
川沿いのゆったりした空気を自分の肌で感じませんか？
《おすすめコース🍂》
■ 駅チカコーヒースタンド「McLean-GOOD OL' PARLOR-」
蔵前駅A1b出口から2分のところにあるコーヒースタンド。
コーヒーをテイクアウトして隅田川沿いのベンチに向かうと、、
素敵な休日の完成です。
仕事の帰りにちょっと寄り道
通いたくなる寄り道スポットがたくさんある蔵前。
平日をうまく利用すれば、並ばずに楽しめる、これこそ住む人の特権です。
サウナ・銭湯
昔ながらの銭湯とリノベ系が混在。
仕事帰りにひとっぷろ浴びれば、ぐっすり眠れて明日を迎えられます。
□「 三筋湯 」
駅から徒歩8分の550円で入れるザ・下町の銭湯！
昭和風情の残る施設。熱めのお湯♨
更衣室も浴場もきれいに管理されており、仕事帰りによりたくなる場所です。
□「 SAUNA & co 」
この投稿をInstagramで見る
駅から徒歩3分のところにあるプライベートサウナ。
都会にいることを忘れ、落ち着く空間で思うがままに整うことができます。
宿泊やカフェ、ワークスペースも完備した満足感たっぷりな施設です。
□「 鶴の湯 」
駅から徒歩10分の地元民に愛される熱湯銭湯。
薬草湯の露天風呂があるここは、ドラマ「おっさんずラブ」の撮影地でもあります。
少し歩く体力がある日は、鶴の湯でゆっくりしませんか？
仕事終わりに一杯
小さめのビストロやワインバー、クラフトビールの店があり、会話がしやすいぐらいの賑やかさ。
ひとりでも気楽に入れるのが、いい。
□「 CRAFT MUSEUM 」
駅徒歩7分の「CRAFT MUSEUM」は、クラフト酒類の専門店。
単なる価格ではなく、味わいで選び抜かれたものを呑める「角打ち」のお店です。
博識なマスターと酒談義を楽しんでみては。
□「 PERFECT BEER KITCHEN 蔵前 」
出典：PERFECT BEER 公式ホームページ ｰ https://www.perfectbeer.info/
このマークに見覚えのある方も多いのでは？
駅前すぐのビール好きにはたまらないお店です。
‐街で1番”美味しく楽しく”ビールが飲めるお店‐をコンセプトに店舗を拡大する「PERFECT BEER」が蔵前に。
また、浅草や上野へは徒歩でも行ける距離なので、
今日はにぎやかに過ごしたい、なんてときは気軽に羽を伸ばすこともできる。
その日の気分に合わせて使い分けられる心地よさが蔵前にはあります。
明日の朝のパンを調達
「明日の朝、このパン食べよう」というモチベーションがあると、
次の日がちょっと楽しみになりませんか？
□「 TRASPARENTE La Cartolina 」
出典： TRASPARENTE La Cartolina 公式ホームページ ｰhttps://trasparente.info/
A1b出口から徒歩3分の距離にあるおしゃれパン屋「TRASPARENTE La Cartolina」
本店が中目黒にあり、国内に個性豊かな13店舗を展開するお店。
100種類以上並ぶショーケース、なかなか決められません、、。
□「 シノノメ製パン所 」
この投稿をInstagramで見る
ここでしか食べられない、おいしいパンに出会えるお店「シノノメ製パン所」
商品の販売日などは公式インスタグラムにてお知らせしているそうです。
仕事がちょっと早く終わった日、ちょっと贅沢したい日に訪れてみては。
蔵前の楽しみ方
隅田川のほとりにある蔵前は、「職人の街」とも呼ばれています。
革や紙、金属などの工房が身近で、少し歩けばユニークな雑貨屋さんやハンドクラフトのお店が見つかります。
古き良き町工場が今も残る街並みは、さまざまな表情を見せてくれるんです。
職人のこだわりに触れる
□「 カキモリ‐kakimori 」
「書く人」のことを思いやって作られたアイテムを取り揃えるお店。
駅から徒歩6分のところにあり、2階にはインクだけを取り扱うフロアがあります。
その人に合った書き心地を追及してくれる。
これほど書くアイテムにこだわりを持ったお店は唯一無二でしょう。
□「 KONCENT 駒形本店 」
駅徒歩5分のところにある、オリジナル商品を中心とした雑貨店。
KONCENT でしか出会えない、心くすぐるアイテムに出会えます。
少し時間があったら寄りたくなる、そんなお店。
□「 mt lab. 」
mt と書かれたマスキングテープ、目にしたことある人も多いハズ。
日本に２店舗しかない直営ショップが駅徒歩5分の場所にあります。
毎日の仕事や生活をちょっとカラフルにする。
▼ ほかにもたくさんの、こだわりのお店が立ち並ぶ蔵前。
真鍮フック、木のトレイ、リネン類など、経年劣化が楽しめる素材が主役のため、
長く使って味わいが出ると、自然と愛着が沸いてしまうものばかりです。
休日に自分だけのお気に入りアイテムを見つける旅をしてみてはいかかでしょう。
イベントやマーケットを楽しむ
器・コーヒー・クラフト系の小さなポップアップが定期的に開催。
規模が小さい分、作り手と会話しやすいのもいい。
公式SNSや店頭のフライヤーでリサーチしましょう。
□ 「 モノマチ 」
出典： モノマチ公式ページ「モノマチ2025 お越しのみなさまへ」記事 ｰ https://monomachi.com/2025/05/23/news-27
蔵町のある台東区南部エリアのモノづくり企業が集結したイベント「モノマチ」
御徒町~蔵前~ 浅草橋にかけての2km四方の地域を歩きながら、
モノづくりのリアルな仕事を見る、買う、体験する。
週末に開催されるので、お休みの日にリフレッシュしに行ってみては？
□「 隅田川花火大会 」
夏には、隅田川花火大会が開催され、約2万発の花火が打ちあがります。
夏の夜空を彩る花火を、歩きながら楽しむこのお祭り。
場所によっては、家の中から花火を楽しめるかもしれませんね。た～まや～！
蔵前周辺でおすすめのマンスリーマンション
蔵前駅に近い、おすすめのマンスリーマンションをご紹介！
アットイン浅草蔵前1ｰ2
■ 蔵前駅から徒歩5分の1DK物件
・ ダークブラウンを基調としたシックな室内空間
・ リビングとベッドルームに仕切りあり
・徒歩1~2分圏内にコンビニ・スーパーがある好立地
アットイン浅草橋3
■ 蔵前駅から徒歩10分の2K物件
・ベッドルームと分けられた広々リビング
・大きな洗面台で、朝の身支度も快適◎
・ベランダから隅田川を一望できる
（花火大会やスカイツリーの景色を楽しめる！）
アットイン浅草蔵前4
■ 蔵前駅から徒歩2分の1K物件
・白を基調とした落ち着いた室内空間
・自炊も不自由なくできるコンパクトキッチン
・不在時にも荷物を受け取れる宅配ボックス完備
おわりに
蔵前は、観光地の隣にいながら”暮らす静けさ”を保っている街。
だけどその静けさには、たくさんの趣が詰まってる。
仕事の合間に川風を吸って、夜は心と体を休められる。自分の居場所を作りやすい場所なんです。
普通の毎日を「蔵前」が、ちょっと心地よくしてくれる。
この記事を書いた人。
純喫茶でバイトしている学生。自然が好きなので、よくお散歩をする。
一日の終わりにその日の歩数を確認するのが日課。