2020/05/21

名古屋で単身赴任をするときの生活費はいくら?節約の方法も紹介!

名古屋で単身赴任をするときの生活費はいくら?節約の方法も紹介!

名古屋は愛知県の県庁所在地であり、政令指定都市に指定されるほどの大都市でもあります。名古屋へ単身赴任が決まった人の中には、名古屋で生活する際にどの程度の費用が必要となるのか気になっている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、名古屋で単身赴任した際の生活費の相場について解説します。あわせて生活費を抑えるための節約方法についても紹介しているため、名古屋への単身赴任予定がある人は、参考にしてください。

1.名古屋で単身赴任するときの費用

単身赴任が決まった際、最初に行うことは物件探しです。帰省する機会が多い場合は、電車を利用しやすい名古屋駅周辺で探したほうが良いでしょう。

2020年5月現在における、名古屋駅周辺で賃貸マンションや賃貸物件を借りた場合の家賃相場は以下のようになっています。

部屋の間取り 家賃相場
ワンルーム(1R) 約6万1,000円
1K 約6万円
1DK 約7万円
1LDK 約8万4,000円
2K/2DK 約7万2,000円
2LDK 約15万円

物件を借りる際には家賃だけではなく、敷金や礼金、家具・家電の購入費用も考慮しなければなりません。家具家電を新たに購入せず、現在使っているものを持っていく場合でも、引越し費用が必要となります。
ここでは、単身赴任の際に必要となる初期費用の項目や生活費について解説します。

1-1.生活費の種類と相場

一人暮らしを始めるときには、初期費用がかかります。特に出費が大きくなる項目が、賃貸契約時に支払う敷金・礼金・仲介手数料です。それぞれ家賃1ヶ月分が相場となっており、加えて火災保険料・鍵交換費用が必要となります。

また、一般賃貸に住む場合は家電の購入も忘れてはなりません。一人暮らしに必要な家電・家具の相場は以下のようになっています。

冷蔵庫 ベッド・布団
3万円~ 2万円~
洗濯機 カーテン
2万円~ 5,000円~
テレビ テーブル
2万円~ 5,000円~
炊飯器 テレビ台
1万5,000円~ 5,000円~
電子レンジ 収納家具
1万円~ 5,000円~

上記金額はあくまで購入費用であり、冷蔵庫などの大型家電などを購入した場合には、別途配送料が必要となる場合があるため、購入時に確認しましょう。

前述した家賃を含めた名古屋で1ヶ月生活した際に必要となる生活費の平均相場は、以下の通りです。

家賃(ワンルーム) 生活用品
約6万1,000円 約3,500円
食費 被服費
約4万円 約7,600円
水道・光熱費 趣味・娯楽費
約7,000円 約2万円
保険・医療費 交際費
約3,700円 約4万円
通信費 交通費
約1万円 約1万円

食費が約4万円の場合、1日3食の30日で計算すると1食あたり約444円となります。
ただし、上記食費は自炊を前提とした金額であり、外食やコンビニ弁当の購入がメインとなる場合は、さらに食費がかさみます。

生活用品は、トイレットペーパーやシャンプー、洗濯洗剤などにかかる費用です。水道・光熱費は、お風呂や洗濯機の使用回数、冷暖房器具の使用頻度によって金額が変動します。

交際費や趣味・娯楽費は必須ではありませんが、人付き合いで出費がかさむ場合もあるでしょう。
交通費の計算は、利用する交通手段によって異なります。電車やバスなどを利用する場合は、定期代や切符代だけで問題ありませんが、車を利用する場合はガソリン代に加えて駐車場費用も考慮する必要があります。
2020年5月現在における名古屋の月極駐車場の相場は、約2万7,000円となっています。

2.生活費を少しでも抑えるためには?

日々の生活費は、誰であろうと抑えたいと考えているものです。特に単身赴任などで地元と赴任先の2つの生活拠点を所有することとなる場合、生活費を抑えたいという思いは一層強いものとなるでしょう。

ここでは、生活費を抑えるための節約方法を3つ紹介します。

2-1.通勤は自転車か徒歩でする

通勤で車を利用する場合、ガソリン代だけではなく月極駐車場費用が必要となるほか、自動車税の支払いなど様々な要因で費用がかさみます。
また車を利用しない場合でも、バスや電車などの公共交通機関を利用するなら、当然お金が必要となります。
そういった交通費を節約するためには、自転車や徒歩での通勤がおすすめです。

また自転車や徒歩での通勤は、交通費の節約だけでなく、日々の運動不足の解消にもなります。

2-2.自炊をしたりまとめ買いをしたりする

単身赴任中の生活費で、気が付かないうちに費用がかさんでいる項目が食費です。外食やコンビニ弁当で食事を済ませると、1日で3,000~3,500円程度使うこととなり、1ヶ月分では、9万~10万5,000円と非常に大きな出費となります。

自炊をした場合、すべての食事を外食にした場合と比較して約5万~6万円の節約をすることが可能です。料理が苦手な場合は、週に1~2回程度の自炊をするだけでも節約できます。

そのため、食費を抑えるためには、自炊することが一番と言えるでしょう。
また、スーパーに行く日を数日に一度と決めたり、特定の曜日にだけ買い出しに出たりするなど、買い物をする機会自体を減らすことも有効な方法の一つです。
さらに買い出しの際には、冷蔵庫の中身を確認してから買いものに行くなどルールを決めておくことで、無駄に食材を購入するということも避けられるでしょう。

2-3.休みの日にレジャーを楽しむ

休みの日はレジャーに出かけ、家ではなく外で過ごすと電気代やガス代・電気代など光熱費の節約につながります。
レジャーには散歩や登山など、お金をかけずにできるものがおすすめです。また、体を動かすことでストレス発散にもなります。

他には、天気のいい日などに公園の広場で読書などをすることも良いでしょう。

3.家賃の目安は人によって異なる

家賃の目安は、1ヶ月の給料の約3分の1程度と言われていますが、実際は年収や生活スタイルによって異なるため、一概に断定することはできません。
ただし、家族分の生活費を確保することを考えると、できるだけ抑えたほうがよいでしょう。

賃貸物件を選ぶ際に、払えない家賃の賃貸物件を選ぶことは論外です。
「上を目指すために、先にいい家に住む」「無理をしてでも理想の家に住む」という話もありますが、家賃の支払いが滞った場合は立ち退く必要があるため得策ではありません。
賃貸物件を選ぶ際には、支払える範囲の家賃にしましょう。

理想の家賃の目安は、実際の収入から逆算することができます。あらかじめ月にかかる生活費を算出し、毎月の給料から引きます。さらにここから、貯金に必要な額を引き、残った金額が家賃に使える金額です。年収で計算する場合は、12で割って1ヶ月あたりに使える家賃を計算しましょう。

一人暮らし向け賃貸住宅の中には、WiFi環境が整っており、インターネット使用料が無料になる物件もあります。ネット環境があれば、スマートフォンの使用料や通信費を抑えることが可能です。
自宅でパソコンを使う人などは、ネット使用料無料の一人暮らし向け賃貸マンションを探してみましょう。

4.名古屋で単身赴任をするときはマンスリーマンションがおすすめ!

単身赴任で名古屋に赴任する場合は、マンスリーマンションがおすすめです。
マンスリーマンションには、家具・家電が一式備えられているため、自分で買いそろえる必要がありません。さらに、マンスリーマンションは、敷金・礼金・仲介手数料の支払いが必要ないところがほとんどです。そのため、初期費用を大幅に抑えられます。

また、マンスリーマンションにはオートロック付き物件やTVインターホン設備が整っているマンションタイプもあり、防犯面でも安心できます。
ただし、入居期間が2年以上となる場合は、一般賃貸と比較してマンスリーマンションのほうが割高になるケースもあるため、注意が必要です。

マンスリーマンションにするか一般賃貸にするか悩んでいる人は、どちらがお得かシミュレーションしてみましょう。
特に数ヶ月~1年未満であれば、マンスリーマンションにするだけで大幅な節約となります。家賃を安く抑えたいという人は、マンスリーマンションの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

すでに持ち家がある人が、単身赴任で赴任先の住居を確保する場合には、マンスリーマンションの利用がおすすめです。また利用期間が1ヶ月未満の場合には、ウィークリーマンションもあります。
マンスリーマンション・ウィークリーマンション共に敷金・礼金・仲介手数料の支払いが不要なため、初期費用を抑えて安く引っ越すことが可能です。

名古屋にもマンスリーマンションやウィークリーマンションは数多く存在しています。
単身赴任中の生活費を少しでも抑えたい人は、ぜひマンスリーマンションの利用を検討してみてください。