2025/08/05
推し活は宿泊しながら楽しめる?メリット・デメリット、推し活ならではの宿泊先選びのポイントを解説

「推しを全力で愛でたい」「日帰りの推し活では物足りない」。このような思いを抱えている方は、宿泊を取り入れた推し活がおすすめです。誕生日や記念日をお祝いしたり、ホテルの一室で推し会を開いたりなど、時間や空間にもゆとりが生まれれば推し活の楽しみ方はもっと広がります。とはいえ、「宿泊費用が心配」「どんな宿を選ぶべき?」「何をして過ごすの?」といった疑問を感じる方も多いはず。
本記事では、宿泊しながら推し活を楽しむメリット・デメリットを解説します。さらに、宿泊をともなう推し活の楽しみ方や、失敗しない宿泊先選びのコツまでご紹介。朝から晩まで推し活を120%楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
推し活で宿泊するメリット
推し活に宿泊を取り入れれば、日帰りでは味わえない贅沢な体験ができます。以下では、推し活で宿泊するメリットを4点ご紹介しましょう。
プライベートな空間を楽しめる

宿泊先では自分たちだけの空間を確保できるため、周囲を気にせず推し活を満喫できます。例えば、思う存分推しグッズを広げて写真撮影したり、推しの映像を見ながら声を出して応援したりすることも可能。また、推しの誕生日や記念日に部屋全体をデコレーションすれば、推しに没入できる特別な空間になります。完全にプライベートな空間だからこそ、普段は恥ずかしくてできない全力の推し活が楽しめるでしょう。
時間を気にせず楽しめる
終電や門限を気にすることなく朝から晩まで推し活に没頭できるのは、宿泊ならではの醍醐味です。深夜のライブ配信やラジオ番組もリアルタイムで楽しめます。また、ライブや舞台、イベント参戦時は、開演前の準備から終演後の余韻まですべての時間を大切に過ごせます。24時間を推し活に使える贅沢な時間は、日常では得られない特別な体験になること間違いありません。
推しのカラーで世界観を出せる

宿泊施設なら、一時的に自分だけの「推し空間」を作り出せます。推しのメンバーカラーやイメージカラーでベッドメイキングを統一したり、持参したグッズやポスターで壁を飾ったり。チェックアウトまでの限られた時間だからこそ思い切った空間づくりに挑戦でき、SNS映えする写真も撮影できます。
大画面モニターで映像を楽しめる
宿泊施設によっては大画面テレビやプロジェクターが用意されているところもあります。スマホやタブレットの小さな画面では味わえない迫力で、推しのコンテンツを楽しめます。複数人で宿泊して鑑賞会を開けば、まるでライブ会場にいるような臨場感に。配信ライブやオンラインイベントも、大画面ならではの感動を共有できるでしょう。
推し活で宿泊するデメリット
宿泊を伴う推し活には魅力的なメリットがある一方で、事前に知っておくべきデメリットもあります。計画的に楽しむためにも、以下3点の注意点を理解したうえで、自分に合った推し活スタイルを見つけてください。
費用がかさむ
宿泊となると、宿泊費・交通費・食事代などの出費が発生します。特にライブやイベントの遠征時はチケット代に加えてグッズ購入費も加わるため、全体のコストが想像以上に膨らむことも。人気アーティストのライブの場合は宿泊料金が高騰し、通常の2〜3倍になるケースも珍しくありません。連泊になれば、さらに負担は増します。
推し活を長く楽しむためには、予算とのバランスを考えて計画することが大切です。早期予約や割引プランを活用すればある程度宿泊費をおさえられるため、チケットが当選したらすぐに宿泊先を確保しましょう。
滞在期間が決めにくい

イベントの変更や当落発表の遅れ、追加公演の発表のタイミングなど、推し活上級者でも「宿泊のスケジュールが組みにくい」という声も少なくありません。また、推し仲間との予定調整も難しく、1人は2泊、もう1人は1泊など、バラバラになってしまうケースもあります。柔軟な予約変更が可能なプランや、キャンセル料がかからないプランを選ぶなど工夫が必要です。
すべてのイベントに参加できるわけではない
遠征で宿泊しても、必ずしもすべての推し活イベントに参加できるとは限りません。複数の会場で同時開催されるイベントや、急遽開催されるゲリライベントなど、すべてを網羅することは困難です。このような場合、「せっかく泊まっているのに」という焦りから無理なスケジュールを組んで体調を崩すリスクもあります。
宿泊はあくまで推し活を充実させる手段。余裕のあるスケジュールを組んで、無理のない範囲で楽しむ意識も大切です。
推し活を宿泊しながら楽しむ方法
ここからは、宿泊だからこそ楽しめる推し活方法を4つご紹介します。時間と空間を自由に使える環境を最大限に活かし、存分に推し活を堪能するヒントとして参考にしてください。
推しの誕生日や記念日を祝う

推しの誕生日やデビュー日など、大切な記念日は宿泊して特別に祝うのが推し活の定番スタイルです。部屋全体を推しカラーのバルーンや花で飾り付け、ベッドにはぬいぐるみやアクスタを並べて推し一色の空間を演出。ケーキを用意して深夜0時ちょうどにお祝いしたり、推しの等身大パネルと一緒に記念撮影したりなど、自宅では実現しにくい大掛かりなことも宿泊なら可能です。好きな音楽を流したり、それぞれの推し仲間が持ち寄った推しグッズを披露し合ったりすれば、かけがえのない思い出になるでしょう。
周囲を気にせずお祝いできるのも宿泊だからこそ。ばっちり写真映えするので、SNSに投稿する楽しみもひとしおです。
ライブやアニメの鑑賞会をする
大画面テレビとゆったりしたソファがある宿泊施設は、最高の鑑賞会会場になります。推しの過去のライブ映像を年代順に一気見したり、お気に入りのシーンをみんなで一緒に盛り上がったりする時間は格別。大画面なので、細かい表情や仕草まで堪能できます。また、オンラインライブの同時視聴会を開催すれば、推し仲間と感動を共有しながらまるで会場にいるような一体感も味わえます。お菓子や飲み物を用意して、パジャマパーティー感覚で楽しめるのも宿泊ならではの醍醐味といえるでしょう。
聖地巡礼プランを組み合わせる
アニメや映画、舞台のロケ地を巡る聖地巡礼と宿泊を組み合わせる推し活は、特別で忘れられない時間となります。日帰りでは行きにくい場所でも宿泊すれば余裕を持って訪問でき、朝から夕方までじっくりと推しの足跡をたどれます。また、現地でしか手に入らない限定グッズやコラボフード、推しが食べた名物料理を堪能するなど、その土地ならではの体験も贅沢な時間に。巡礼後は宿でゆったり余韻に浸る時間も、旅ならではの魅力といえます。
推しのライブや舞台を遠征して楽しむ

ライブや舞台などのイベントに参加する場合、開催場所によっては宿泊が必須になることもあります。前日入りすれば会場の下見や物販の事前確認ができ、当日は余裕を持って行動できるもの。終演後も急いで帰る必要がないため、会場周辺で推し仲間と感想を語り合ったり余韻に浸ったりできます。連日公演がある場合は、同じ宿に連泊することで日替わりのセットリストや演出の違いを楽しむこともできるでしょう。
推し活で失敗しない!宿泊先を選ぶポイント
推し活を最高の思い出にするためには、宿泊先選びが欠かせません。設備・立地・予算など、推し活ならではの視点で宿泊先を選べば、ストレスなく快適に楽しめます。ここからは、失敗しないための宿泊先選びのポイントを解説しましょう。
サービス内容が充実しているか

長時間の滞在やイベントの前後を快適に過ごすためには、宿泊施設のサービスが充実しているかが重要です。例えば、荷物預かりサービスの有無と預かり時間。チェックイン前・チェックアウト後も預かってもらえれば、身軽に会場へ向かえます。また、宅配便の受け取り・発送サービスがあれば大量のグッズがあっても安心。連泊の場合、コインランドリーや乾燥機は必須です。
推し活特化プランがあるか
最近では、推し活需要の高まりを受けて、推し活専用プランを提供する宿泊施設が増えています。例えば、推しカラーの装飾付きルーム・推し活セット付き(デコレーション用グッズやミニケーキなど)の宿泊プラン・Blu-rayプレーヤーや大画面テレビ完備の部屋など。一部のホテルでは、推し活仲間との「推し会」に適した複数人部屋や、防音対策された部屋を提供していることも。推し活専用のプランは割高な場合もありますが、特別な日の推し活として検討する価値はあるでしょう。
セキュリティがしっかりしているか
推し活でグッズを広げたり、大切なアイテムを持ち込んだりする場合、宿泊施設のセキュリティも重要なチェックポイントです。エレベーターや客室階にカードキーがないと入れないシステムや防犯カメラの設置、女性専用フロアの有無など、安全面に配慮された施設を選びましょう。特に女性同士やひとり推し活の場合は、宿泊中の安心感が満足度に大きく影響します。事前に公式サイトで確認しましょう。
会場までのアクセスがいいか
ライブや舞台などのイベントに参加するなら、会場へのアクセスは最優先ポイントです。会場から徒歩圏内、もしくは乗り換えなしで20分以内の宿泊先を選べば、移動のストレスは軽減されます。早朝の物販や夜公演後の混雑にも対応しやすく、時間と心に余裕がもてるでしょう。また、複数の会場を回る可能性がある場合は、主要ターミナル駅周辺の宿が便利です。
推し活で宿泊するならマンスリーマンションという選択肢も!
長期の推し活遠征や、推しの舞台・ライブが連続する時期に便利な選択肢として、マンスリーマンションがあります。1ヵ月以上から契約できるマンションの一室であり、キッチンや洗濯機付きで生活感を保ちながら推し活を楽しめるのが魅力です。部屋を自由にデコレーションできるため、期間限定の「推し部屋」を作り上げることも可能。複数公演への参戦や聖地巡礼の拠点としても活用できます。
参考記事:マンスリーマンションとは?選ばれる理由や借りる際の注意点を解説!
1名利用としての利用はもちろん、推し仲間とシェアすれば新しい推し活スタイルとして楽しめるはず!ぜひ、1ヵ月以上の長期滞在や遠征の際はマンスリーマンションをご検討ください。
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