2024/03/15
マンスリーマンションに住民票を移してもいいの?住所変更ができるものや滞在する前にやっておくことを解説
出張や研修など、中長期滞在の際に便利なマンスリーマンション。利用中は生活の拠点が移動することになるので、滞在期間中の住民票はどうすれば良いのか気になる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、マンスリーマンションへ住民票を移動できるのかについて解説します。また、住民票以外の住所変更できるもの・できないものも併せて解説しますので、マンスリーマンションへ滞在予定のある方はぜひご参考にしてください。
Contents
マンスリーマンションに住民票を移してもいいの?
結論からお伝えすると、基本的にはマンスリーマンションに住民票は移すことができません。
戸籍や住民票などに関する法律、住民基本台帳法では引っ越し後14日以内に住民票の移転を行う必要があると定められています。しかしこれはあくまで、生活の本拠地が移動する場合に限り、本拠地が移動しない場合はその限りではありません。
マンスリーマンションを利用する方の多くは、自宅や実家が別にあり、マンスリーマンションは一時的な滞在先であることがほとんどです。そのため、住民票を移動させる必要はなく、住民票移転不可と定めている管理会社も少なくありません。
マンスリーマンション利用時に住所変更できるもの
住民票とは異なり、マンスリーマンション滞在中でも住所変更のできるものがあります。今回は生活に密接に関わる3つをご紹介します。
郵便物
郵便局で転居届を提出すれば、自宅や実家宛の郵便物をマンスリーマンション宛へ転送することができます。手続きは郵便局だけでなくWeb上でも可能なため、いつでも手軽に変更ができます。ただし、退去した場合は速やかに転送中止をしなければ、個人情報が次の入居者に漏れてしまう可能性があります。転送の取り扱いは十分注意しましょう。
宅配便
通販で購入した品物や荷物を滞在先へ送りたい場合は、届け先をマンスリーマンションの住所に設定しましょう。宅配便に関しては郵便物のように書類の提出や手続きは不要です。
また、物件に宅配BOXがあれば、不在の場合でも荷物の受け取りが可能です。物件選びの条件に加えるのもオススメです。
クレジットカード
カード会社からの請求書やキャンペーン情報、更新後の新しいカードを物件で受け取りたい場合は、登録住所をマンスリーマンションのものへ変更しておきましょう。ただしカード会社によっては、変更先の住所がわかる書類の提出が必要となる場合もあるため、注意が必要です。
マンスリーマンション利用時に住所変更できないもの
マンスリーマンション利用時には、住民票以外にも住所変更できないものがいくつかあります。マンスリーマンションを借りる前に、住所変更できないものもあるということを覚えておきましょう。
国民健康保険証
住所変更時に住民票の移動が必要となるため、マンスリーマンション利用中は原則住所の変更はできません。ただし、社会保険証については住民票の移動無しでも変更が可能です。必要に応じて、発行元の会社へ相談しましょう。
車庫証明
車庫証明に関しても手続き時に住民票の提出を求められるため、マンスリーマンション滞在中は基本的に住所変更不可です。どうしても変更が必要な場合は、一度管理会社へ問い合わせしてみましょう。
マンスリーマンションに半年以上住んでも住民票は移さなくてもいいの?
マンスリーマンションへの滞在が半年以上と長期間に渡る場合も、住民票の移動は必要ないのでしょうか?
結論、仮住まいが1年以内なら住民票は移す必要がありません。住民基本台帳法では、住む期間が1年未満である場合や、元の住所に家族が継続して住んでいる場合は住民票の移動が任意と定められています。
そのため、原則マンスリーマンションへの滞在期間が1年程度の場合は、住民票の移動は必要ありません。
マンスリーマンションに滞在する前にやっておいた方が良いこと
マンスリーマンション滞在前に対応すべき手続きをご紹介します。滞在中に、しまった‥と焦ることがないよう、ぜひチェックしてみてください。
郵便物は一時的に転送できるようにしておく
先に記載した通り、マンスリーマンションへ郵便物を転送するには、転居届の手続きが必要です。転居届無しでマンスリーマンション宛に郵便を送ってしまうと、宛先不明で差出人へ返送され、差出人にも迷惑がかかってしまいます。事前に郵便局もしくはWeb上で手続きを済ませましょう。
また、退去時は自宅もしくは次の滞在先住所で改めて転居届を提出しましょう。手続きを忘れてしまうと、次の入居者の入居中に郵便物が届いてしまうため、注意が必要です。
クレジットカードも住所変更をしておく
こちらもすでに触れましたが、マンスリーマンション滞在期間中にカード会社からのお知らせなどを受け取りたい場合は住所変更の手続きを行いましょう。手続きの手順や必要書類はカード会社により異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。
まとめ
マンスリーマンションへ住民票を移しても良いのか?マンスリーマンションの住所へ変更できるサービス・できないサービスについて解説しました。
マンスリーマンションの利用に慣れている方はそう多くないでしょう。不明な点や気になる点は事前に管理会社へ問い合わせしてみましょう。
アットインは365日24時間安心いただけるようサポートします
マンスリーマンションの利用に慣れていない方でも快適にお過ごしいただけるよう、アットインでは24時間ヘルプラインサービスを導入しています!日本語以外にも、英語や中国語を始めとした7ヶ国語に対応。外国籍のお客様でも安心してご利用いただけます。
サポート内容の一例として、カギを無くして家に入れない!蛇口から水漏れしている!電球が切れてしまった!などのトラブル時には、スタッフがお部屋へ出動させていただきます。(即日対応できかねるケースもあります、予めご了承ください。)
その他、物件周辺の病院の紹介やカウンセリングのサービスも。馴染みのない土地で過ごす皆さんをしっかりサポートいたします。気になる点がございましたら、ぜひ一度お問い合わせください!