2023/12/26
マンスリーマンションは光熱費込み?請求の仕組み
前金でお金さえ払えば気軽に利用できるマンスリーマンションですが......
初期費用の他に請求される費用があるのか気になる方も多いでしょう。
特に水道光熱費は普通の賃貸住宅などでは毎月支払う必要があり、食費に次ぐ大きな出費です。
マンスリーマンションでは光熱費の清算はどのように行っているのでしょうか?
以下にマンスリーマンションの光熱費の請求方法を、通常の賃貸と比較しながら解説します。
Contents
マンスリーマンションのほとんどは光熱費込みの料金設定!
別請求の運営会社もありますが、ほとんどのマンスリーマンションでは水道光熱費は賃料に含まれています。
マンスリーマンションは、一般の賃貸のように電力会社やガス会社に自分で契約を申し込む必要はありません。
ガス開栓の立会いの必要もありません。
ビジネスホテルを利用するような感覚で、入居したらすぐに水や電気、ガスを使えるので非常に便利です◎
マンスリーマンションの光熱費は定額でどれくらい?
マンスリーマンションの水道光熱費は実費請求ではなく定額設定のため、使った量による変動はありません。
平均相場は月額12,000円前後です。
2人目以降の入居者に対しては追加で月々9,000円前後の光熱費が請求されます。
4歳以下の子どもの場合は光熱費を請求されないケースもあるなど、マンスリーマンションによって契約内容は必ずしも同じではありません。
複数名で利用したり、利用人数が増減したりする可能性がある場合は、確認しておく必要があるでしょう。
短期滞在なら賃貸よりマンスリーマンションの方がトータルでお得
通常の賃貸で一人暮らしをしている場合を考えると、
毎月の水道光熱費を10,000円以下に抑えることも難しくはないでしょう。
仕事で日中、家にいる時間がほとんどない方は、毎月の水道光熱費が5,000円以下というケースもあるはずです。
それを比較すると、マンスリーマンションの水道光熱費の設定は高く感じられるかもしれません。
しかし、マンスリーマンションは一般の賃貸物件より光熱費や賃料は高めですが、敷金・礼金や生活用品などにかかる高額な初期費用が不要です。
このため初期費用が低く抑えられるマンスリーマンションの方が、数ヶ月程度の短期滞在の場合はお得になります。
別途請求されるケースもあり!光熱費の使い過ぎに注意
いくら使っても定額なら、エアコンやシャワーも節約を気にせず使い放題と考える方もいるでしょう。
しかし、マンスリーマンションでは節度を守った使用を前提に基準料金を設定しています。
故意や過失により基準を超えた使用状況が認められれば、追加で料金負担を求められます。
過剰な利用に対しては使用状況を知らせる通知が届くなど、注意を呼び掛けられることもあるので、注意を受けたら使用状況の見直しを心がけましょう。
中には設備の故障や劣化で、水道などの使用量が増えてしまう可能性もあります。
水漏れや水栓の締まりが悪いなどと感じたら、すぐに運営会社へ連絡して改善してもらいましょう。
まとめ
- マンスリーマンションの賃料には光熱費が含まれるのが一般的
- 水道、電気、ガスの利用が基準値を超えると追加料金を請求される可能性がある
- 水道、電気、ガスの契約や開栓の立会いは不要
- マンスリーマンションの光熱費は定額設定で、料金は月々12,000円前後が相場
- 数ヶ月程度の短期滞在なら、光熱費が高くてもマンスリーマンションの方がトータルでお得
マンスリーマンションでは水道光熱費が定額で賃料に含まれるため、意識する必要はほとんどありません。
利用開始の際にも契約は全て運営会社が行うので、引っ越してすぐ利用できるという大きなメリットがあります。
月額の賃料や光熱費は普通の賃貸に比べて高めですが、
短期の滞在であれば、様々な面から検討してマンスリーマンションはお得だと言えるでしょう。
光熱費が一定であれば生活費の変動が少ないので、月々のお金の管理にも役立ちます。