2026/06/09

2027年開催のGreenエキスポとは?見どころ・楽しみ方・アクセスを徹底解説

2027年開催のGreenエキスポとは?見どころ・楽しみ方・アクセスを徹底解説

GREEN×EXPO 2027(Greenエキスポ)は、2027年3月19日〜9月26日に横浜市で開催される国際園芸博覧会です。1990年に大阪で開催された「国際花と緑の博覧会」以来、37年ぶりとなる大規模な「花の万博」として注目を集めています。とはいえ、「どんなイベントなの?」「見どころは?」「チケットはどう購入するの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、Greenエキスポの基本情報から見どころ、チケット料金・購入方法、アクセス方法、来場時の注意点などを解説します。Greenエキスポへ来場する前に、知っておきたいポイントをわかりやすくまとめました。

Contents

GREEN×EXPO 2027(Greenエキスポ)とは?

まずはGreenエキスポの概要と、注目されている理由を解説します。

開催期間・会場・テーマなどの基本情報

Greenエキスポは、2027年3月19日〜2027年9月26日までの192日間開催されます。

会場は横浜市の郊外部(旭区・瀬谷区)に位置する旧上瀬谷通信施設で、博覧会の面積は約100ヘクタール。東京ドーム約21個分に相当する広さです。旧上瀬谷通信施設は2015年まで米軍施設として利用されていた場所。そのため、長年開発が制限されており、都市部でありながら豊かな自然環境が残されています。その特徴を生かし、自然と都市が共生する未来の風景を発信する会場として活用されます。

テーマは「幸せを創る明日の風景」。花や緑の持つ価値を再認識しながら、自然との共生を体験できる博覧会なのです。

37年ぶりの大規模「花の万博」って何がすごいの?

Greenエキスポは、国際園芸博覧会の中でも最高位とされる「A1クラス」に認定された世界規模のイベントです。世界各国が参加し、それぞれの園芸文化や食、農業、環境への取り組みを発信します。

また、気候変動や生物多様性の保全、食と農業の未来など、世界が直面する課題を体験型の展示を通じて学べることも特徴です。単なる花や庭園を鑑賞できる花の祭典ではなく、未来の社会を体験するイベントでもあります。

日本でA1クラスの国際園芸博覧会が開催されるのは、1990年に大阪で開催された「国際花と緑の博覧会」以来37年ぶり。そのため、「令和版の花の万博」としても注目を集めています。

Greenエキスポのチケット料金・種類と購入方法

Greenエキスポのチケットは券種が多く、どれを選べばいいか迷ってしまうかもしれません。以下で料金・券種・購入方法を整理しましょう。

前売券と当日券の料金比較

Greenエキスポのチケットは、前売券と当日券があります。前売券(早割価格)の販売期間は、2026年3月19日〜2027年3月18日まで。当日券より600円お得です。来場を検討中の方は、前売り期間中の購入がおすすめです。

券種

大人(満18歳以上)

中人(満12〜17歳)

小人(満4〜11歳)

1日券(早割価格)

4,900円

3,000円

1,400円

1日券(通常価格)

5,500円

3,300円

1,500円

通期パス

28,000円

16,000円

6,500円

通期パス・夏パス・夜間入場券の選び方

上記以外にもチケットは以下3種類あります。購入するには、「いつ」「何回行くか」を基準に決めましょう。

【通期パス】

会期中、いつでも何度でも入場できるチケットです。ただし、来場日時予約は最大同時に4日分までとなっているため、計画的に予約する必要があります。当日券(大人5,500円)で6回訪れると合計33,000円になるため、6回以上行くなら通期パス(大人28,000円)のほうがお得です。

【夏パス】

7月1日〜8月31日の期間に何度も入場できるパスです。来場日時予約は最大同時に3日分まで。価格は大人12,000円(満18歳以上)、中人7,000円(満12歳〜17歳)、小人3,000円(満4歳〜11歳)。同期間に3回以上訪れるなら、1日券よりもお得に楽しめます。夏休みに複数回訪れたい家族連れや学生に適しています。

【夜間券】

17時以降に1回入場できるチケットで、大人3,500円/中人1,900円/小人900円です。1日券より手頃な価格で、仕事帰りや夕方から楽しみたい方に向いています。ただし、夜間開催のスケジュールは時期によって異なるため、来場前に公式サイトで確認しましょう。

電子チケットと紙チケットについて

電子チケットはGreenエキスポ公式HP、または委託販売事業者のHP・窓口から購入できます。公式サイトから購入する場合はアカウント登録が必要です。

公式サイトの電子チケット購入時には「記念チケット(別途料金)」も申し込めます。記念チケットとは、公式マスコットキャラクター「トゥンクトゥンク」がデザインされたカード型チケットで、付属のストラップで首からかけて使えるもの。記念として手元に残せるだけでなく、裏面のQRコードで入場できるためスマートフォンの充電切れを気にしなくていいメリットもあります。記念チケットは、2026年12月より順次発送予定です。

紙チケットは委託販売事業者のサイトまたは窓口でのみ購入可能で、別途100円の発券手数料がかかります。

購入したチケットの種類を確認したい場合は、公式サイトの「マイチケット」「購入履歴」、または購入完了メールから確認できます。委託販売事業者で購入した場合は、販売事業者へ問い合わせましょう。

来場日時予約が必要!購入後の流れ

チケット購入後は、別途、来場日時予約が必須です。予約は公式サイトから、2026年秋ごろの開始が予定されています。予約開始時期や手順の詳細は公式サイトで案内されるため、チケット購入後も定期的にチェックしておきましょう。

また、Greenエキスポへの来場を検討しているなら、チケットは早めに購入しておくのがおすすめです。前売券は当日券よりお得な料金で購入できるほか、来場日時予約が必要なため、人気の高い日程は予約枠が埋まる可能性もあります。訪問時期が決まっている場合は、チケット購入とあわせて早めに来場計画を立てておくと安心ですよ。

Greenエキスポの楽しみ方、見どころ

Greenエキスポでは、約1,000万株の花と緑の展示をはじめ、未来の暮らしや環境、食と農業について体験しながら学べる博覧会です。ここからは、ぜひチェックしたい見どころや楽しみ方を紹介しましょう。

隈研吾氏設計のシンボルパビリオン

Greenエキスポのシンボルとなるパビリオン「テーマ館」。テーマ館は国立競技場の設計でも知られる建築家・隈研吾氏がデザイン監修を務めています。

コンセプトは「すべての生命はつながっている。植物を中心に」。植物と菌類が地中でつながる「Wood Wide Web」と呼ばれるネットワークを、最先端の映像技術で可視化するインスタレーションが展開されます。また、東日本大震災で約7万本の松が流される中、唯一残った「奇跡の一本松」の根も展示される予定です。一本松はその後塩害で枯死し、幹は陸前高田市でモニュメントとして保存されているもの。Greenエキスポでは、保管されていた根の部分がテーマ館で公開されます。建築・映像・自然が融合した空間は、Greenエキスポならではの体験になるでしょう。

約1,000万株の花と緑が広がる屋外展示エリア

Greenエキスポは、約1,000万株の花と緑で彩られる広大な屋外展示エリアも特徴です。企業・団体・個人による庭園や花壇が出展され、造園技術やランドスケープデザインを間近で見られます。花・緑出展は381件(2026年4月時点)にのぼり、全47都道府県・全政令指定都市が参加する全国規模のラインアップです。

企業Village(パビリオン)の注目出展

Greenエキスポの会場には、テーマごとに企業・団体が連携して出展する5つの「Village(ヴィレッジ)」が設けられています。従来の万博のように企業が個別にパビリオンを構えるのではなく、テーマを共有しながら一つのエリアをつくり上げる共創型の出展スタイルが特徴です。以下で簡単に紹介しましょう。

【Urban GX Village】

大林組やNTT東日本、鹿島建設などが出展し、テクノロジーと自然を融合させた未来の都市像を体験できるエリア

【Craft Village】

住友林業などが参加し、木や土といった自然素材を活かした日本のものづくりの伝統と未来を紹介

【Farm & Food Village】

「農」と「食」を通じて、持続可能な食卓のあり方を提案するエリア

【Kids Village】

子どもたちが自然と親しみを楽しみながら学ぶコンテンツが集積するエリア

【SATOYAMA Village】

里山の自然環境を舞台に、生物多様性や都市と農村の共生をテーマにしたプログラムを展開

 

このように主催者と参加者がコンセプトを共有しつつテーマに沿った展示や体験を通して、参加者自らも持続可能な世界を考えるきっかけにつながることを目指しています。

日本政府苑と園芸文化展示

日本政府苑は会場最大規模となる約2.5ヘクタールの出展エリアです。和泉川の水源に近い立地を活かし、建物は東西に分棟した高床式の木造建築を採用。土壁の外観が周囲の庭園に溶け込む設計になっています。屋外には流域治水を取り入れた庭園が設置され、会期後は公園として活用される予定です。

また、隣接する園芸文化展示エリアでは、江戸時代の植木屋や花屋敷を屋外に再現した空間も見逃せません。江戸時代から続く伝統園芸植物や盆栽の鑑賞に加え、当時の園芸文化を体感できる展示が予定されています。

会場限定のグルメとお土産

Greenエキスポの飲食エリアは、5つのVillageとゲート周辺、Booth Shopエリアなどに分散しており、各エリアで飲食のテーマが異なります。例えば最大規模エリアの「Farm&Food Village」では、「農」と「食」の共存をコンセプトにした飲食店や物販が集まります。

お土産は、公式マスコットキャラクターの「トゥンクトゥンク」がデザインされた焼き菓子やティーバッグが発売予定。オフィシャルオンラインストアでは日用品や雑貨、アパレルなども取り扱っており、来場前にチェックしておくのもおすすめです。

Greenエキスポのアクセス方法

Greenエキスポの会場は駅から離れた場所にあるため、来場手段の事前確認が欠かせません。以下で詳しく解説しましょう。

公共交通機関

会場への公共交通機関でのアクセスは、周辺4駅から運行されるシャトルバスが基本ですシャトルバスは予約制のため、来場日時予約とあわせて事前に手続きしましょう。

駅名

会場までの時間

会場までの距離

運行本数(1時間あたり)

相鉄線「瀬谷駅」

約10分

2キロ

約20〜40本

相鉄線「三ツ境駅」

約15分

4キロ

約10〜40本

東急田園都市線「南町田グランベリーパーク駅」

約15分

4キロ

約20〜60本

JR横浜線「十日市場駅」

約20分

6キロ

約20〜60本

渋谷・都心方面からは南町田グランベリーパーク駅、横浜方面からは瀬谷駅や三ツ境駅が便利です。南町田グランベリーパーク駅は最も利用者が多くなると見込まれているため、混雑を避けたい場合は三ツ境駅や十日市場駅も選択肢になります。

なお、瀬谷駅からは徒歩約25〜30分(約2km)で会場にアクセスすることも可能。徒歩ルートも整備される予定です。シャトルバスの待ち時間が長い場合は、徒歩も検討してみましょう。

また、東京駅・品川駅・新横浜駅・渋谷駅・横浜駅・羽田空港などからの直行バスも計画されています。詳細は公式サイトで順次発表される予定です。

車・バイクでのアクセスと駐車場

車・バイクで来場する方は、会場に隣接した駐車場(北側・西側)を利用しましょう。国道246号・保土ヶ谷バイパス・東名高速を利用する場合は北側駐車場、会場南側方面からの場合は西側駐車場が便利です。バイク・障害者用・おもいやり駐車場は北側のみとなります。ただし、駐車場はいずれも予約制です。土日や夏休みなどの繁忙期は混雑が予想されるため、早めの予約を心がけましょう。駐車場料金については今後公式サイトで発表される予定です。

また、会場外の駐車場に車を停めてシャトルバスや鉄道で会場に向かう「パークアンドライド」の整備も検討されています。会場に隣接している駐車場が取れなかった場合の代替手段として覚えておくとよいでしょう。

団体バス・ツアー

団体バスも車と同様に、北側または西側の駐車場を利用する形で、予約制です。

旅行会社が企画するツアーを利用する場合は、シャトルバスや駐車場の予約は個人でする必要がないため、アクセスの手間を減らしたい方にはおすすめの選択肢。学校団体での来場についても団体チケットとあわせて受付が行われる予定なので、幹事の方は公式サイトの団体向けページを早めに確認しておきましょう。

Greenエキスポに参加するにあたっての注意点

ここからは、Greenエキスポを快適に楽しむために、来場前におさえておきたいポイントを紹介しましょう。

チケットは予約が必須である

前述したとおり、チケットがあっても予約しないと会場に入れません。来場日時予約を完了すれば入場が可能となるため、購入後は予約手続きを忘れないようにしましょう。特に土日祝日や大型連休、夏休み期間などは来場者が集中する可能性があります。希望日時に入場できるよう、来場日が決まったら早めに予約しましょう。予約は2026年秋ごろから順次開始予定です。

服装は動きやすさと、暑さ対策を重視する

Greenエキスポの会場は約100ヘクタールと非常に広く、屋外を長時間歩くことになります。そのため、靴は歩きやすいスニーカーやウォーキングシューズが必須。

開幕直後の3月〜4月は朝晩の冷え込みがあるため、脱ぎ着しやすい羽織を持参しましょう。5月以降は気温が上がり、日差しも強くなるため、ポリエステル混や麻など速乾性・通気性に優れた素材がおすすめです。帽子や日焼け止めも忘れずに準備してください。

また、雨天時は傘を差して歩きにくいエリアもあるため、レインコートやポンチョがあると便利です。バッグは両手がふさがないリュックや斜めがけタイプを選ぶと、長時間の移動でも疲れにくくなります。

回るコースの計画を立てる

Greenエキスポは広大な広さであり、すべてのエリアを1日で回りきるのは現実的ではありません。そのため、事前に優先順位を決めておくことが満足度を高めるコツです。

たとえば、テクノロジーに興味があればUrban GX Village、子ども連れならKids Village、食を楽しみたいならFarm & Food Village。このように、本記事で紹介した見どころから気になるエリアをピックアップしておきましょう。

なお、会場内にはモビリティ(移動手段)も導入される予定です。広い会場を効率的に移動するために、こちらも併せてチェックしておくとよいでしょう。

Greenエキスポ、気になるなら行く価値あり!

GREEN×EXPO 2027は、1990年の大阪花博以来37年ぶりに日本で開催される最高ランクの国際園芸博覧会です。隈研吾氏が手がけるテーマ館や約1,000万株の花と緑の屋外展示、5つの企業ヴィレッジ、会場限定のグルメやグッズなど、見どころ満載!

前売券は当日券より600円お得に購入でき、2027年3月18日まで販売中です。少しでも気になっている方は、まず前売券を確保しておくのがおすすめ。最新の出展情報やイベントスケジュールは公式サイトやSNSで随時更新されているので、併せてチェックしてくださいね。

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