2018/07/18
板橋エリアのマンスリーマンションの価格相場と市場動向
板橋エリアの特徴
北東京に位置する板橋エリアは、北部は埼玉県に接している県境にあるエリアです。そのため、埼玉県へアクセスしやすいエリアでもあります。
板橋エリアの名所と言えば、『石神井川』です。都内でも有数のお花見スポットとして、毎年さまざまな種類の桜が咲き誇っており、地元の人でにぎわっています。しかし、区外から観光客はあまり訪れないようで、満開の時期でもほかの名所よりも空いている傾向があり、穴場スポットとして注目を集めています。
また、意外と知られていないのが、『東京大仏』です。『東京大仏』は奈良や鎌倉の大仏に次ぐ国内で3番目の大きさを誇る大仏です。毎年初詣の時期になると、周辺住民が訪れて、板橋エリアの中でもかなりの賑わいを見せてくれます。
なお、アクセス面では『JR埼京線』や『都営三田線』『東武東上線』などさまざまな路線が通っており、都心、副都心、埼玉県とそれぞれのエリアへ移動しやすいエリアでもあります。とくに、池袋エリアと赤羽エリアに隣接しており行き来しやすいので、買い物や交通面で不便に感じる部分は少ないでしょう。
さらに、板橋エリアの中央部には、70を超える専門店と950台収容できる駐車場を備えた『イオン板橋ショッピングセンター』があり、板橋エリアの大規模ショッピングセンターとして賑わっています。
ほかにも、昔ながらの下町の雰囲気があふれるエリアは、安くておいしい老舗の名店が多く、場所によってさまざまな顔を持っているのが板橋エリアの特徴だといえるでしょう。
板橋エリアのマンスリーマンションの価格相場
板橋エリアのマンスリーマンションの価格相場は、156,000円/月(約5,200円/日)~186,000円/月(約6,200円/日)ほどです。池袋エリアへと隣接しているのにも関わらず、価格相場はリーズナブルに抑えられています。もともと板橋エリアの賃貸マンションの相場が、都内でも比較的安いエリアであることから、マンスリーマンションの価格相場も安めになっているようです。
価格相場が安めなのは、副都心へのアクセスはしやすいものの、埼玉県に隣接する県境であることや、観光地としてというよりもベッドタウンとして利用されてきたエリアであることから、このような家賃相場になっているのでしょう。
また、板橋エリアは再開発が進んでいるというよりも、昔から暮らしている人が多いエリアでもあることから、築年数が長くなっている物件が多いのも特徴です。しかし、築年数が経過している物件であっても、改装などによって部屋は非常に綺麗に保たれている物件が多く、特別古臭さを感じることはありません。
また、駅と駅の距離が近く、複数の駅が利用できたり、ショッピングモールや広い公園、ターミナル駅へのアクセスのしやすさなど便利な面も多々あります。そのため、板橋エリアは意外と暮らしやすい穴場であると言えるでしょう。
板橋エリアでマンスリーマンションを選ぶメリット・デメリット
板橋エリアでマンスリーマンションを選ぶメリットとしては、やはり価格相場が安いことです。価格相場が安いからといって、決して不便な場所にあるというわけではなく、商業施設も充実しており、比較的暮らしやすいエリアではないでしょうか。
また、意外と知られていない名所も多いため、初めての見るものも多く、さまざまな発見ができるエリアだと言えるでしょう。
アクセス面はそこまで不便さはないものの、いわゆるメジャーな路線というのは『JR埼京線』くらいであり、私鉄各線の駅はそこまで豊富ではありません。
板橋エリアでマンスリーマンションを選ぶポイント
板橋エリアでマンスリーマンションを選ぶポイントとしては、なるべく治安のよい場所を選ぶことです。警察官がつねに巡回しているエリアや、人通りが多いエリアは比較的治安がいいです。
治安面で不安がある場合は、オートロック付きのマンスリーマンションを選んだり、人通りが多い場所や警察署や交番の近い場所を選ぶことがおすすめです。