2017/08/24

夏休みの恐怖体験

夏休みの恐怖体験

夏休みの恐怖体験

皆さんこんにちは、夏真っ盛りで体調を崩しがちな神戸が今回はお送りします。
夏はみんなアクティブになりますが、よくメディアではそんな夏の暑さを吹き飛ばす(?)ために、こわ~いお話、やりますよね・・・
そう、私も今回はこわ~い体験談をお送りします・・・
※実体験に基づいた本当の話です!
 
●深夜11:30、一本の電話から全ては始まる・・・●
そう、あれは今から約1ヶ月くらい前の話です。
私は仕事が終わった後に友達と食事に出かけ、気づいたらもう終電!という時間になり、慌てて会計を済ませ
駅に向かいました。
カバンの中で携帯電話がブルブルと震えていましたので見てみると、妹からでした。
電話に出ると、甲高い声で「助けて!」と言ってほぼ泣き声のような声だったので私もその場に立ち止まり、
どうしたのか呼びかけましたが、それ以上何も言ってきません・・・。電話の後ろの方で少しザワザワした話声が聞こえてきたのですが、
何も言わないのでまた呼びかけると、妹がこう言いました。
「あいつが出た・・・・」
私はその一言を聞いて、一瞬で何が家に起こったのかがわかりました。もう家に帰りたくなくなってしまいました。
しかし・・・妹たちを残したまま家に帰らないなんてことはできないと思って、重い足取りで駅のホームへ向かいました・・・
私が帰るまでに全てが終わっていてほしい・・・本当に何度もそう祈りました。夏のせいで暑いのか、それともアイツに遭遇するのを頑なに拒否してしまっているのか、
全身に汗が吹き出ていました・・・
 
●家路・・・●
電車を待つ中、私の心はとても穏やかではいられませんでした・・・私は一生アイツに怯えて生きないといけないのか!例えるなら、取り立ての厳しい年貢に苛まれる農民が、
一揆を起こすか、それとも仕方がないと諦めるのかという心境だと個人的に思います。電車はそんな私の心境とは裏腹に、定刻通りに所定の駅へと向かっている・・・
こういうときにきちんと定刻通りに動く日本の電車が恨めしいとさえ思いました。
しかし、時間とは無情なもの。あっという間に降車駅に到着しました。重い空気を纏って降りる乗客は私の他にいただろうか・・・
 
●玄関前・・・●
外に出てみると夜なのにむせ返るような湿気、そして熱を感じもはや日本ではないと思うような天気でした。雨が降ったのか、湿気の度合いはいつもよりも高いように感じました。
最寄り駅の終電は既に出発してしまった後なので、2つ目に近い駅から帰るしかなかったけども、いつもなら迷わずタクシーを使うのに、今回はさすがに迷った・・・
ゆっくり歩いて30分くらいかけて帰ろうか・・・・
それとも、やはりタクシーで・・・?
そのときふと、電話の妹の声が頭の中をよぎったのです。「助けて!」というあの一言。
私が行かねば誰が行く!?急に気持ちは戦国武将のようになりました。いざ鎌倉! のような感じでした。
そしてタクシーに乗り、5分ほど経ったのち家の前へ到着しました。
タクシーから降りた私は自分のマンションの自分の部屋がある方を見上げ、深呼吸をした。
エレベーターがゆっくり、しかし着実に私を部屋の階まで送り届ける。その数十秒の間でさえ、先程の決心がどこか鈍ってしまい、外の湿気と共に消え去りそうな気がして怖かったのを
覚えています・・・。
そして玄関・・・私は鍵をあけんと、立ちはだかったのです。
 
●決闘・・・●
玄関前に立つと既に中の様子が伺えるほど騒然となっていました。悲鳴や甲高い声が響いていて、やはりタクシーで潔く帰ってきてよかったのだと確信しました。と同時に、近所迷惑だとも
思いました。
中に入るとアイツがいたのです・・・
私の永遠の天敵と言っていいほどのアイツが・・・
 
その姿、黒く光りて疾風のごとく駆け抜ける 長き髭を操る様は 異形の生物極まりなし・・・
「余計な動きはするな!仕留めるときは息を呑んで集中するんだ!」
そう、私は軍師のように皆に叫びますが、ヤツは素早い。。。
そして私はアイツの動く様を見るたびに精神的にダメージを食らうのです・・・
 
●救世主登場!●
そんなときです・・・
私が半泣き状態+全身に汗をかきながらやつの動きを見失わないよう、必死に闘って(目で追って)いるときでした。
「ただいまー♪」
そう!我が母上のご帰還!
母上に事情を説明し、ヤツを仕留めるようにお願いしたところ、かなり呆れられた様子で・・・
「全員外にいけ・・・良いというまで入ってくるなよ・・・」
しびれました~~~!我が母ながら、カッコイイ!
私たちは全員そ~っと外に行き、玄関の扉を締め、固唾を呑んで中の様子に耳を傾けていました。
中では、2回「バン!バン!」 という音がしたっきり・・・
そして数十秒後、「入れ」
そう!母上はアイツを仕留めたのです!!!もうリアルにハンターだと思いました。命中率はほぼ100%!
今まで逃したなんてセリフ、聞いたことありませんっ!!
こうして私に再び平和な夜が舞い戻ったのでした・・・
 
 
 
そう、ゴ○○リ です。
名前を見るのもダメなくらいです。
画像もダメです。
中学の夏休み自由研究のテーマはコイツについてでした。絶滅させる方法がないか、毎日図書館に行き、先生にいろいろ聞きながら調べたくらいです。
そしてわかったこと、それは私達人類が滅亡することがあってもアイツは生き残る可能性が高いということ・・・。
毎年春~晩秋くらいまでは気の抜けない毎日なのです。絶えずいろいろな虫類に注意を払いながら行動しています。
特にアイツは本当にダメです。
幽霊が絶対出ます^ー^ という部屋で一晩寝るか、アイツが1匹絶対います^ー^ という部屋で一晩寝るか、
皆さんならどちらを選択しますか・・・?
 
私は確実に前者です。
体を乗っ取られてもいいから前者です。
だから、アットインの清掃チェックする方々、本当に尊敬しますよ!!!!
私が入居者さんならいくら払ってもいいから定期的に清掃にきてもらいます(笑)
アイツに合わないようにするために、日々キレイにすることが大切ですが、大人のゴ○○リは4mmの隙間があれば自由に出入り可能です。
 
みなさん・・・4mmの隙間にはご注意を・・・・・・・・・