2015/11/30

衝撃を受けた思い出

衝撃を受けた思い出

衝撃を受けた思い出

こんにちは
弊社のウィークリーマンスリーでお部屋を利用される方には、オプションでの自転車貸出サービスがございます。
ご宿泊頂く場所から、職場まで少し距離があるという方、是非オプションの自転車をご利用ください。
シティサイクルを物件までお持ちさせていただきます。
他にもいろいろと有りますので、是非ご覧ください。
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さて今回は趣味シリーズです。
私は多趣味なのはいいのですが、続かないものですから、困ったものです。
周囲は呆れています。
今回は自転車。
私、一時期自転車が趣味でした。
クロスバイクという、ロードバイクとマウンテンバイクの中間に位置する自転車です。
自転車と言えども新車ですよ。新車。
響きがいいですね。
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こちらの自転車、どうしても次年モデルの最新版が欲しかったんです。
選びに選んで、体のサイズをショップに測定してもらい予約しました。
納車まで5ヶ月待ちです。
この長さならディズニーリゾートのスプラッシュマウンテンの待ち時間なんて、待ち時間に入りませんね。
穴のいっぱい空いたヘルメットも購入しました。
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そして、ここでもガジェット好きの血が騒いだのでしょう。
当時日本では未発売モデルの最新のサイクルコンピューターを、イギリスから個人輸入しました。
Garmin社製の Edge 500です。
普通の自転車のメーターといえば、スピードと走行距離だけしか表示できません。
輸入したのは、シルバーとブルーのメーターです。
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当時日本には無かったGPSに関する最新技術が搭載されています。
 
 
【心拍計を搭載しています】
胸にバンドを巻き、心拍数を測定して親機に電波を飛ばします。
リアルタイムで自分の心拍数を知ることで適正値を維持できるように、負荷を調整します。
 
 
【ケイデンス計がついています】
ケイデンスは自転車に乗る人がペダルを回す速さを示す数字です。
rpm(回転毎分)を単位として表します。
平坦な道でも、登りでも常に一定の回転数が理想ですので、そちらをリアルタイムで表示できます。
こちらも親機に電波を飛ばします。
 
 
【GPSが付いています】
これすごいんですよ。
GPSが付いていますので走行記録を残すことができます。
PCと接続してGoogle Mapに落とせるんです。
自分がどんな心拍数で、速さで、どんな道を走ったかが蓄積され、パソコンにデータを移し、振り返り出来ます。
同じルートで日々データ蓄積を続ければ、過去のデータを元に、バーチャルでの過去の自分とレースが出来、
それに伴う心拍機能の向上が数値で分かるのです。
素晴らしい。
当時スポーツトレーナーの親戚のような仕事をしていましたので、持っている知識をフル活用できます。
そんなこんなで、5ヶ月待って納車された自転車と共に、非常に楽しい自転車ライフを歩んでおりました。
 
 
 
 
いえ、走り続けておりました。
 
 
 
 
 
さらに高級な自転車に乗っている皆さんがよく着ているパツパツの服も購入しました。
空気抵抗が少なくてびっくりしました!
 
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結果、猪突猛進し過ぎたのでしょう。
 
 
 
 
交通事故に遭いました。
 
 
 
 
 
出勤途中でした。
 
宙を舞いました。
 
舞った瞬間、そのとき見えたのは、雲ひとつ無い青空。
 
いい天気でした。
 
7、8メートル飛んだそうです。
最近の自転車は、空も飛べるんですね。
「スピッツ」のあの名曲も、今までの人生の楽しい思い出と共に、走馬灯のように流れていました。
 
 
 
 
 
 
多分......。
 
 
 
 
 
そして次に見えたのはコンクリートの地面。
着地後は激痛が走りました。
 
 
 
 
 
職場まであと300mのところでしたが、救急車で逆方向に運ばれました。
当時勤めていた会社に、遅刻することだけは電話できてよかったです。
イタリア製のヘルメットもヒビが入りました。
私の心にも深いヒビが入りました。
 
 
 
 
 
車という鉄の固まりと、生身の体がぶつかるとこんなに痛いんですね。
納車後3ヶ月の出来事です。
 
一応、自転車は修理して、ヘルメットも買い直しました。
ヘルメット....同じものが手に入りませんでした。
何軒も回り、アウトレットで運良く購入できた私の頭のサイズにフィットするイタリア製の真っ赤なヘルメット。
代替品として、日本の無難なデザインの物を買いました。
自転車は東海地方で一番に納車してもらったのですが、東海地方でおそらく1番での事故になりました。
そして修理したものの、事故車は乗る気になれません。
増車として、新車で30万円のカーボン製のロードバイクを購入しようと思ったのですが、
周囲からあまりに反対され、この趣味は幕を閉じました。
トリップメーター600kmほどで、自転車とサイクルコンピューターは冬眠に入りました。
 
 
 
さて次の私の冬眠趣味シリーズは、何について書きましょうか。
 
 
 
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