~意外と知らないにおいの測定方法について~ - かんたんWeb予約！マンスリーマンションならアットイン【公式】

お久しぶりです。入社2年目に突入したて24歳になりたての杉江です。
昨年新入社員として入社をして、様々な経験をさせて頂き充実した1年を送りました。
今年も様々な経験をしてより成長していけるよう努力致します！
 
 
さて本題ですが、今回は「かおり=におい」についてお話しさせて頂きます。
私は、大学で「かおり」について4年間学びました。
★皆さんは「かおり」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか？？？★
大学入学前までは、かおりと聞いて「いいにおい」思い浮かべて入学しました。
※かおりデザインといういかにも調香などをしそうな学科名のため(笑)

入学してみると調香やアロマテラピー等の授業もあるのですが、、、、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
主に住環境、すなわち悪臭測定を多く行いました。
、、あるときは、喫煙所に入りタバコ臭の採取
、、、あるときは、肉を焼き調理臭の採取
、、、、あるときは、ゆでたまごを腐らせてニオイ物質の測定、、、等々
 
 
 
 
様々な悪臭を嗅いできました。
「こんなにおい耐えられない」と思いながら行っていた時もありましたが、
今となっては、いい思い出となっています(笑)
 
☆皆さんは、においの測定方法をご存知でしょうか？☆
こんな機械によって臭気測定する

 
 
 
 
 
わけでは、無いんです！！！！
機械も使用するのですが、、、、、
臭いの強度、濃度の測定には、基本人の鼻を使います。
そのため、多くの方の時間を頂き測定するわけです。(最低でも6人必要、実験によっては100人以上集める場合もあります)
匂いの発生環境によっても違うのですが、大体は3点比較式臭袋法を使用します。
(液体の場合は、フラスコを使用します。)

1から3までの数字が書いてある袋の匂いを嗅ぎ、匂いがあるものを1つ選び感覚的強度に解答用紙に記入
正解した方には、更に希釈した匂い袋を渡し、再度解答用紙に記入してもらいます。
そして、最後1人、もしくは全員不正解になったところで終了です。
解答用紙より匂いの強度、濃度を算出します。
1物質が15分程度で3から4物質を1回の実験で行います。(もっと物質が多い場合もあります。)
実験を行う前には、予めの数値を予測して行います。そうすることにより時短をして
においをかぐ人の疲労を軽減し、より正確な値を取れるようにします。
 
今回は、測定方法を簡単に説明させていただきましたが、
この測定法以外にも多くの測定方法があります。
興味のある方は、お調べくださいませ。
次回は、「においの資格」についてお話させていただく予定です。