2016/05/09

非常持出袋の見直し

非常持出袋の見直し

非常持出袋の見直し

 最初に4月に発生した熊本県、大分県に地震により亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申しあげますとともに、
被災された皆様に心よりお見舞い申しあげます。
被災地の一日も早い復旧を心からお祈り申しあげます。
 私には小さい子供がおりますが、生まれた時から玄関に避難持ち出し袋を準備するようにしております。
今回を機に、非常持ち出し袋の準備をされる方向けに中身についてご紹介したいと思います。
インターネットでも色々な情報がありますが、小さい子供のいるご家庭向けの内容となります。

準備している鞄はリュックタイプ2種

・大きいリュック
・小さいリュック
画像は大きいリュックです。
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 自宅周辺にて洪水や火事等、自宅に二度と戻れないかもしれないと直感した場合は、大きいタイプを持ち出します。
また近くの公園や公民館に避難し、荷物を取りに帰る余裕が生まれるかもと思った場合は、
最初に小さいものを持ち出し、後日大きいリュックを持ち出します。
食料の量によって、鞄の大きさが異なります。
 

リュックの中身は私の思考を交え、箇条書きにてご紹介

・眼鏡
・水
・大人用食料
・子供用おむつ
・ウェットティッシュ
・子供用離乳食
・子供用飲み物
・子供用ガーゼ
・現金
・運転免許証コピー
・健康保険証コピー
・スマホ内電話帳印刷物
・急速USB電源アダプタ
・ポケットチャージャー(携帯充電器、モバイルブースターと呼ぶことも)
・iPhoneもアンドロイド端末も対応できるケーブル
・小型懐中電灯
・トイレットペーパー
・ペン
・メモ用紙
・タオル
・ブランケット
・歯ブラシ
 
 

考察

【眼鏡】
近視の方は必需品です。
昔使っていたものを入れています。
【水】
大量に入れると、避難に支障が出ます。
多すぎず少なすぎず。実際背負ったところ1リットルが限度かなと感じました。
【食料全般】
避難先で最初に配られるのは、大人用の食料です。
大人はお腹が空いても我慢できますが、子供用は配給が遅れる傾向がある上に、我慢できません。
災害時最初に大人用の配給がなされることを見越して、大人の食料は少なめです。
子供を多めにします。
【現金】
自動販売機は稼働しているかもしれません。
小銭も忘れずに準備します。
【書類のコピー】
ケガの処置をスムーズに受けるための保険証、金融機関での身分証明としての免許証コピーを入れています。
もちろん雨対策として、ジップロックに入れます。
スマホを持ち出せなかったことを考慮して、連絡先一覧は印刷します。
【充電器、ポケットチャージャー、ケーブル】
充電器は標準ではなく、ワット数高めの急速タイプ。
限られたコンセントで短時間で充電するためです。
ポケットチャージャーは大容量ではなく、小型を複数持つことをお勧めします。
昔大容量タイプを入れていましたが、経年劣化か回路が故障して文鎮になったことがあります。
電池容量が大きくても台無しです。1つダメになっても他で使用できるよう複数がいいですね。
あとケーブルも100均では無く良質なものを選択しています。
必ずジップロックに入れてください。
【スマホ】
電源車が避難所に来たり、無料で無線LANが提供されたりと新しい取り組みもされています。
スマホとケーブルだけでも無事なら、その後の安否確認も大きく差が出るツールです。
使わなくなったスマホを入れておいてもいいかもしれません。
無料の無線LANを使用して、IP電話やSNSを活用すれば、避難所内でスマホとして活躍します。
現状私は入れていないので、予備を買おうか考え中です。
 
【トイレットペーパー】
災害時、避難先で真っ先に無くなる物の一つです。
トイレットペーパーは製紙工場が災害により操業が止まると、日本全国で供給が難しくなります。
一般家庭でも備蓄を勧められるほどの重要な物です。
 
【家族の写真データ】
アルバムは持ち出しできませんが、データは何とか持ち出せます。
クラウドに保存しておく等、考えないといけない問題です。
現在はjpegで、解像度も下げてクラウドに保管しています。
 
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先日、ホームセンターの災害対策品コーナーに行ったところ、様々なものが売り切れていました。
食料は防災用でなくても大丈夫です。
賞味期限が短いだけで、その期限内に交換すればいいんです。
売り切れだからと諦めないで、今できるもので準備することが大切です。
家族構成により、リュックの中に入れるものも大きく異なりますが、無くなると困るものは何かを考え準備することをお勧めします。