2016/10/19
If We Had No Moon~もし月がなかったら~
今回のテーマは「月」 です。
どうですか?!知的でしょう^^ そしてロマンチックでしょう^^
そしてタイトルみてください!何かのドラマみたいですね^^
普段私たちの身近にあって、あまり関心を持たれていない月。
なくなったら・・・どうなるんでしょう~
みなさん、普段空を見上げますか?私は朝日が差す晴れ晴れとした空も好きですが、夜の晴れた日にぽっかりと浮かぶ月と、
その周りを飾る星々に感動を覚える毎日ですよ^^ というのは言いすぎましたが、本当に毎日何気に夜空は見ます。
ちなみに、つい2,3日前は見事な満月でした。光の反射角の影響で満月も高い位置にあると「なんだ、こんなもんか~」ってくらいの大きさですが、低い位置にあるとけっこう圧迫感ある感じに・・・
「じゃあ月ってどうしてあるの?というか、どうやってできたの?」
【答え】偶然できました^^
いや、これ、本当です。じゃあなんでもそうじゃん!ってことですけど、これは科学的に予測できない偶然の神秘なんです。
どういうことかというと、月は親星である地球に対してけっこうデカイんです。 太陽系最大の衛星と言われている土星の衛星、「タイタン」は、なんと惑星である水星よりデカイ!(衛星のくせに・・・)
でも・・・親星である土星って・・・笑えるくらい大きいんです(笑)わかりにくい大きさなので、身近なものに例えると、地球をゴルフボールの大きさにすると、土星はビーチボールくらいあります。
(ザックリ地球の約9.5倍)なので、太陽系で他の惑星に属する衛星たちは、親星の重力にキャッチされて、衛星になったと考えられてるけども、月は地球の1/4なので、割合が大きいため、地球の小さい重力
ではキャッチ不可能。 じゃあどうやって?!
「むかーしむかし、あるところに生まれたばかりの地球がいました。地球の後ろにはこれまた生まれたばかりの火星があり、その間にオルフェウスと呼ばれる星がいました。最初はこの3人は仲良くしていましたが、
オルフェウスが地球に向かって突進。地球の外側に最初にぶつかり、それから真ん中にぶつかってきました。。。地球はひどい目にあい、ほとんどの外殻を失って破片が宙に舞いました。」その破片たちが
今の月なんです。 というのが、有力らしいです。(証拠はないんです・・・)
↓ちなみに、できたてホヤホヤの月をその当時の地球から見た感じの予想図
今の20倍の大きさで見えていたそうです。できたてのときはかなり近い位置にあったのでいろいろすごそうですね・・・。(ちなみにこの当時の地球の自転は一日が4時間だったそうです)
今小さく見えている理由は、月がどんどん遠ざかっていっているからなんです(;;)月は大きいので地球に及ぼす影響はかなりあります。
その理由が潮汐力と呼ばれる力で、月が地球に与える潮汐力で一番有名なのが潮の満ち干きですね。
月が地球から離れる仕組みを簡単に言うと、
①ピンポン玉に紐をつけ、紐の先を棒にくくりつけます→棒=地球 紐=地球と月の距離 ピンポン玉=月
②紐を棒にぐるぐる絡めます→このとき、棒とピンポン玉は超近くにありますね!=できたての月と地球の距離
③棒をかる~く回すと、棒に絡みついた紐がピンポン玉が重りになってはずれていきます。=潮汐力により離れていく=地球と月の距離が長くなる
※ちなみに、潮汐力を簡単にたとえると、電車の中にいて、急ブレーキをかけられると進行方向とは逆の方向に倒れる力 に似てます
「月ってどのくらいの速度で遠ざかってるの?」
ざっくり1年間に3.8cm ずつゆっくり地球にバレないようにいなくなろうとしてます!! 止めないとっ!
「じゃあ月がいなくなったらどうなっちゃうの?」
ヤバイことに・・・・結論からいうと、陸上の生物は生きられない環境になっちゃうようです。
①地軸が極端に傾く
今の地球は23.5度に傾いているので人類にとっても過ごしやすい環境です。でもこの地軸は月の引力と地球の引力のバランスによって保たれてるんです。
もし今の地軸が90度傾いたら・・・って考えると恐ろしいですね。北極、南極の氷は瞬時に溶け、砂漠が雪原となったりなど、気候変動が激しくなります。
②地球の自転が速くなる
地球の自転を遅らせている月がなくなると、超高速で地球はまわりだしちゃいます!一日の長さは1/3に!
え、そうなると全部3倍のスピードで物事すすめないといけないってことー?!っていうわけじゃなくて、たとえば時速数百キロの風が吹いたり、砂嵐になったり・・・。とばされちゃうよ><!
というのがメイン障害。
月は何気なくガッツリ私たちの豊かな日常生活に関わっているんですね~^-^
女性の月経周期が月の自転・公転周期とほぼ同じであったり・・・
(原始時代、男性は月明りを頼りに狩りにいく=満月は月経 新月は月明りがないので家にいる=子孫繁栄の儀式→排卵日は満月の2週間後)
地球上には満月の日にしか孵らない生物がいたり・・・
そして満月の日にしか受精しないサンゴがいたり・・・
そのほかにも、満月には出産が多い、事故が多い、などの記録があったりします。
でも、中にはこのことを単なる偶然、と言う人もいます。それも間違っていないと思います。
私の中でロマンとは、科学の裏付けの中で偶然が重なった神秘なるもの だと個人的に思ってるので、
私は信じたいなぁ~・・・と思います。
なので・・・
たまには、月に感謝してあげてください!(笑)
私たちが平穏に暮らせる、仕事ができる、生活ができるのは月がいてくれるおかげでもあるんです!><
合掌~~ (-人ー)
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