2017/01/11
海賊と呼ばれた男~
遅ればせながら、この正月休みに、以前から読みたかった「海賊とよばれた男」、一気に読み切りました。
偉大な人格者を前に、胸が熱くなりました。。感動…。
正月元旦1月1日、安倍首相もTOHOシネマ六本木ヒルズで「海賊とよばれた男」
映画鑑賞していました。
(日経新聞、「首相官邸」より)
国のトップがこういう熱い経済人・人格者の物語を見る、とても嬉しくなりました。
多くの方もご存じの通り、出光興産創業者、出光佐三さんをモデルとした小説。
日本人が古くから大切にしてきた和の精神・互譲互助の精神、自分たちの利益ばかりを追求するのではなく世のため人のためにことを成す。
スケール、デカい!!
エピソード1=真の支援者との出逢い
独立資金は資産家が信頼して6千円(当時の価値で1億円)をくれた。
貸すのではなく、くれた。
出す条件が3つ、家族で仲良く暮らすこと、自分の初志を貫くこと、このことは誰にも言わないこと。陰徳ですね。
高い志には、徳の高い支援者がつくのですね。出す側になりたい!
エピソード2=海賊の謂れ
陸では他の商会の縄張りがあり自由に売れないため、海上で漁船を待ち構えて、安く油を販売した。これが海賊といわれた。
多くの困難と反対を押し切り、信念に従って、果敢にチャレンジするスピリッツに脱帽。
エピソード3=敗戦の落胆から、志の結集
終戦の2日後。社員を集めて訓示します。
「愚痴をやめよ。世界無比の三千年の歴史を見直せ。そして今から建設にかかれ」
「泣き言をやめ、日本の偉大なる国民性を信じ、再建の道を進もうではないか!」
全従業員数は、約一千名いたが、多くの企業が人員整理をするなか、破産覚悟で、従業員の首をきらないことを宣言。
ここから、幾多の困難を乗り越え、メジャーと対峙し、国益を優先した勇猛果敢な怒涛の経営が始まる。
~続きは、本編をご覧ください。
本当に、私たちの先祖には、器の大きな人物が沢山いたんだと、誇りに想うとともに、改めて、わが身を振り返り、身が引き締まる思いであります。
今一度、高い志を胸に、謙虚に一生懸命、経営の舵を切ってまいりたいと思います。
平成29年正月 磯部 悟
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