2017/05/26
社内SEの仕事にやりがいはあるか
社内SE歴、もうすぐ15年の杉田です。
日本経済新聞にて、
「熱意ある社員」6%のみ 日本132位、米ギャラップ調査
世論調査や人材コンサルティングを手掛ける米ギャラップが世界各国の企業を対象に実施した従業員のエンゲージメント(仕事への熱意度)調査によると、日本は「熱意あふれる社員」の割合が6%しかないことが分かった。
米国の32%と比べて大幅に低く、調査した139カ国中132位と最下位クラスだった。
企業内に諸問題を生む「周囲に不満をまき散らしている無気力な社員」の割合は24%、「やる気のない社員」は70%に達した。
全文はソースで。
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO16873820W7A520C1TJ1000/
仕事に熱中できる社員は全体のわずか6%。
これは非常に勿体無い数字です。
自身を活かすことができる環境に身を置けば、(もちろん周りの環境も大きく影響しますが)熱意は自然と持てると思いますが。
さて、アットインでは社内SE職の増員に向けて採用活動を行っていることもあり、自身が社内SEをやっていてどんなところにやりがいがあるのかを考えてみました。
- IT分野において、社内の誰もが実現できないことができる。
- 一朝一夕に数値が変化するのではなく、仕事を積み上げた結果の数字が後から自然とついてくる。そしてそれを実感できる。
- 自身の能力を自然と磨くことができる。
- 1つ1つのプロジェクトを最初から最後までやり通すことができ、それぞれのフェーズで自身の意思を反映できる。
- 様々なトラブルがダイレクトに飛び込んでくる。その都度、努力を惜しまなければ自然と知識やスキルが身についていき、結果として自身の能力が向上する。
- エンドユーザーからの要望が直接耳に入るので、実現の精度が高く、問題の解消が早くて的確な為、解消時の満足度が高い。
- システムベンダとは異なり、相手がヒトなので、反響が見える。
などなど。他にも多々ありますが、さらっと書き出すだけで上記のようにポロポロ出てきます。
仕事は客のためにするもんだ。ひいては世の中のためにする。
その大原則を忘れたとき、人は自分のためだけに仕事をするようになる。
自分のためにした仕事は内向きで、卑屈で、身勝手な都合で醜く歪んでいく。そういう連中が増えれば、当然組織も腐っていく。
組織が腐れば、世の中も腐る。わかるか?
(半沢直樹『ロスジェネの逆襲』より)
サラリーマンの心にはグサーっと刺さるものがありますね。
熱意を持って仕事に取り組むのも、割りと楽しいかもしれませんよ?
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