アットインのスタッフブログのアクセス解析をしていると、ふと気になるデータが目に止まりました。

名古屋駅の再開発について紹介した記事のアクセスが他のページと比べて異常なほど多い…？
 
Googleにて「名古屋駅　再開発」と検索してみると…

 
おいマジか…。
なんと検索結果で4番目に表示されているではありませんか…!!
名古屋でお仕事をされている方をはじめ、名駅再開発について知りたい人に多く見ていただけているようです。
そこで今回は松岡ビルの向かい側にJPタワーなる超高層ビルが建設中なので、JPタワーにフォーカスしてご紹介します。

 
 

名駅1丁目計画

名古屋中央郵便局が2000年10月に名駅1丁目から西区天神山町に移転され、現在のJPタワーの場所にあった旧局舎は閉鎖となりました。

(閉鎖された旧局舎)
 
以降15年にわたって、名古屋中央郵便局は名古屋駅前ではなく、西区に拠点を設けたのでありました。
そして2013年6月、名駅一丁目計画の新築工事が着工となり、2015年11月に計画通り竣工となったのです。

JPタワーのグランドオープンは2017年4月の予定ですが、名古屋中央郵便局は2015年12月7日に先駆けてオープンとなったのでありました。
それにより西区天神山町にあった旧名古屋中央郵便局は名古屋西郵便局へと名称を変更することとなります。
 
 
 

名駅一丁目計画の概要等

計画の概要
・所在地： 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番1号他
・計画名称： 名駅一丁目計画（仮称）
・敷地面積： 12,177.50㎡
・延床面積： 179,950.88㎡
・事務所貸室面積 ： 約85,000㎡
・商業等貸室面積 ： 約5,000㎡
・階数： 高層棟：地上40階、地下3階、塔屋1階
低層棟：地上11階、地下1階、塔屋2階
・用途： 事務所、商業施設、郵便局、バスターミナル、駐車場
・高さ： 195.74ｍ
・事業主： 日本郵便株式会社、名工建設株式会社
・工期（予定）： 2013年7月新築工事着手
2015年11月竣工
 

JPタワーの商業施設

名古屋駅前再開発において、ホットな話題となっているのが「KITTE名古屋」。
KITTE名古屋は、JPタワー名古屋の地下1階から3階に配置される約3,700㎡の商業施設です。

約40店舗（予定）のショップ＆レストランと、1階から3階の各商業フロアを縦につなぐアトリウムで構成されます。
また、地下1階と2階は名古屋駅から直結し、1階はバスターミナル乗降口で繋がる予定のため、来訪者が大変アクセスしやすくなっています。

 
出店店舗については、コンセプトである『「名古屋を」伝える、「名古屋に」伝える』を基に、普段使いのしやすいオープン型飲食店や特別な時間を演出する大型飲食店、トレンド感のあるカフェ・ダイニングなどバリエーション豊かな飲食店舗のほか、つい買って帰りたくなるご褒美やお土産などが集まる食物販、こだわりの物販やサービスの店舗などが集まります。
 

JPタワーには貫通する歩行者通路がある

名駅1丁目計画には、当初から歩行者通路を設ける内容が盛り込まれていて、名古屋駅から地下だけではなく2階部分で直通となっているようです。

 
この通路は名古屋駅からJRゲートタワーを通り、JPタワー名古屋を通って中央郵便局北交差点までを結ぶように作られています。

 

JPタワーの歩行者通路を歩いてみた

実はこの通路、12月1日から暫定開通していて、工事中のビルの中を一般人が通り抜けることができるようになっているんです。
そこで今回杉田が現地へ赴いて、実際に見てきましたー！

名古屋駅の2階からJRゲートタワー方面を見ると、「↑JPタワー名古屋」と書かれた案内が見えます。
 

どうやらここから暫定開通した歩行者通路を歩くことができそうです。
 

暫定開通の通路には、杉田と同じように名古屋駅の再開発に興味がある方が多く歩かれていました。
 

通路を抜けると、JPタワー内部のエントランスホールへ出ました。
1階から3階までが吹き抜けになっている空間だけあって、天井までの空間が広い！
非常に広くて開放的な空間になっています。
 

エントランスホールには金シャチ(？)のようなオブジェがありました。
残念ながら現段階ではまだホールまで降りることはできなさそうです。
 

実に広い空間です。
 

歩ける部分はこんな感じ。
 
 
　
JPタワーから出ると、こんな感じに。
誰でもが自由に通れる場所となっているので、ぜひお近くへお越しの際は足をお運びいただければと思います。
 

• 名古屋駅の再開発計画(名駅1丁目計画) 2015年12月18日
• 名古屋駅前の再開発計画 2015年9月4日