お歳暮豆知識

タグ:
 執筆者紹介
金田

金田 幸一郎 (この執筆者の記事一覧)

生まれてから現在に至るまで、ずっと名古屋市内で育ってきた生粋の名古屋人。
一応苗字は「かなだ」だが、「かねださん!」と呼ばれても、全く気にせずに反応する。
それゆえ、カナダに初めて渡航した際、現地人から「名誉国民になれるよ!」と手厚い歓迎を受ける。
また純日本人でありながら、寿司の美味しさが理解できない残念な味覚を持つ。(こういう時は「カナダ人だから」と誤魔化している)

詳しい自己紹介はこちら
http://atinn.jp/blog/archives/5821

この執筆者のプロフィール

今回のテーマは「年末年始」

私の前職時代はギフト関係にも深く携わっておりましたので、この時期になるとお歳暮のことを思い出します。

そこで今回はお歳暮についての豆知識を紹介したいと思います。

 

そもそも「お歳暮」とは?

「歳暮」は、江戸時代頃から始まった慣習と言われており、元来新年に年神へ供える物品を、年の暮れに本家や家元に持っていく行事でした。

今でも新巻き鮭や数の子などを贈るのは、年神様に供えるお神酒〔みき〕の酒肴に由来するといわれています。

当時の商売は、盆と暮れにまとめて決済を行っていたため、支払いの際、特に年末には「来年もよろしくお願いします」という意味で贈り物を一緒に届けていました。

これらの事が重なって、日本ではお歳暮という習慣が定着していったのだと言われ、そして次第にお世話になった人へ贈答品を届けるといった意味合いに変わっていった事だとされています。

 

のしと表書きについて

「のし」とは正確には「熨斗鮑(のしあわび)」の事を指し、昔はお祝い事に鮑をのしたものを贈り物に添えて送っていた事から、このように呼ばれるようになりました。

また、のし紙とはこののしと水引きを合わせたものです。

水引きは、種類によって贈り物の意味合いが変わり、お歳暮として贈る時には「紅白の蝶結び」を使用します。

表書きですが、のし紙の丁度中央部分の上半分には「お歳暮」と、下半分には自分の名前を記入します。

 

お歳暮を贈る時期は?

本来は、「事始めの日」いって新年を迎える準備を12月13日から始める習慣があった事から、お歳暮も12月13日から20日頃までに届くように贈るものとされてきました。

しかし現在は、その習慣が一般的ではなくなったため、12月上旬から12月20日頃までに贈るのが一般的です。また、地域によって贈る時期にも違いがありますので注意が必要です。

【地方別の目安】

北海道・東北地方 12/10すぎ~12/20頃まで

関東地方 12/1~12/20頃まで

東海・北陸地方 12/10すぎ~12/20頃まで

近畿地方 12/10すぎ~12/20頃まで

中国・四国・九州地方 12/10すぎ~12/20頃まで

 

年末は大掃除や迎春準備などで慌ただしい時期に贈るのは先方のご迷惑につながるのと、不在がちになることも想定されるので、遅くとも25日までに届くよう準備することをオススメします。

 

お歳暮の時期が過ぎてしまった場合は?

お歳暮を贈る時期が過ぎてしまった場合でも、贈る事で相手にも気持ちが伝わるので、迷わず贈った方が良いと考えます。ただし、その際にはルールがあります。

のしの表書きは、12月31日までにお贈りする場合は「お歳暮」、元旦から1月7日(松の内)までに届く場合は「御年賀」、1月8日から2月4日(立春)までに届く場合は「寒中御見舞」「寒中御伺い」と書きます。

また、お届け先が喪中の場合は、松の内(1月1日?1月7日)を避けて、1月8日以降に届くようにし、「寒中御見舞」と書きます。

 

お歳暮は、お世話になった方へ日頃の感謝の気持ちと、来年も引き続きよろしくお願いしますという挨拶を兼ねたものです。

ですから、もっとも大切なのはその気持ちでありますので、値段や形式にとらわれず、自分が贈りたいと思ったものを贈るのがベストだと思います。

年々薄れつつあるこの慣習ではありますが、日本の古くからの文化でもあり、贈られた人の喜ぶ顔を思い浮かべると、自分自身も嬉しい気持ちになると思います。

今からでも遅くありませんので、是非この機会にお歳暮、お年賀として日頃の感謝を伝えてみてはいかがでしょうか?

 

 

さて話は変わりますが、私の年内のブログ記事のアップはこれを持って終了となりました。

今年も拙い記事にお付き合いいただきましたことを深く感謝申し上げます。

振り返ってみると、本当にあっという間に一年でした。「光陰矢の如し」とはまさにこのことですね。

来年2月で私も入社3年目を迎えます。

これからもお客様の立場に立ったサービスを第一に、より良いサービスを提供できるよう、しっかりと精進していきたいと思っております。

どうか来年も引き続きご愛顧いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。