2015/11/23
うさぎのおみくじ★そうだ 京都、行こう~宇治編②~★
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平等院を拝観したあとは・・・
宇治川に架かる「朝霧橋」を渡りましょう。
ちなみに宇治川と言えば、平野物語や源氏物語でもお馴染みの川ですね。
しかしご注意!!
幅が広く水流が豊富なことから増水し、橋が通行止めになることが度々あります。私が訪れた日もそうでした(涙)
さて、橋を渡って道なりに歩いて行くと、手前に「宇治神社」と、その奥に「宇治上神社」があります。
この二つの神社は二社一体と言われています。
観光ポイント
- 御祭神は「悲劇の皇太子」
- うさぎのおみくじやお守り
- 学問の神
- 世界文化遺産
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御祭神は「悲劇の皇太子」
「悲劇の皇太子」は「菟道稚郎子命 (うじのわきのいらつこのみこと)」のことです。
なぜその悲劇の皇太子?…
菟道稚郎子は、父である応神天皇に寵愛を受けて皇太子になり、父が亡くなる時に、皇位につくよう遺言を残しました。
しかし菟道稚郎子は、兄の大鷦鷯尊(後の仁徳天皇)を差し置いて天位に就くわけにはいかないと考え、皇位を譲ろうと考えました。
父の崩御後、兄とは互いに皇位の譲り合いなり、決着がつかずに3年間天皇がいない状況が続いたため、
兄に皇位を譲るべくして菟道稚郎子は宇治川に入水して命を絶ちました。
以上のことから悲劇、悲運の皇太子と言われている理由です。
その後、仁徳天皇によって神霊を祀ったのが宇治神社の始まり。
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うさぎのおみくじやお守り
この二つの神社にはたくさんのうさぎアイテムがあります。
おみくじやお守りもうさぎ、手水舎もうさぎ、そして宇治神社パワースポット「みかえり兎像」。
なぜうさぎなの?
「宇治」は、もともと「兎道」と書いて宇治と読んでいたためだそうです。
そして「うさぎ」と菟道稚郎子にも深い関係があるのです。
菟道稚郎子が道に迷ってしまった時に、一羽のうさぎが現れ、後からついて来る菟道稚郎子を、何度も振り返りながら先導した、という古伝があります。
このうさぎは「みかえり兎」と言われ、この後、道徳に叶った正しい人生の道を歩むよう教え諭しているもので、神様のお使いとされています。
今では人気の「パワースポット」として、正しい道への導き、良縁を求めて訪れる人々が数多くいるとか…。
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学問の神
菟道稚郎子は幼い頃から聡明で、百済で学問を極められたことから、学業、受験、合格の神様として崇敬させています。
もちろん私もお願いしてきました!
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世界文化遺産
宇治上神社の本殿と拝殿は、平成6年に平等院と共に世界文化遺産に登録されました。
本殿は、平安時代後期の建立で、神社建築としては現存最古とされる国宝に指定されています。
派手な色彩や装飾はなく、茶色な感じの神社ですが、私はとっても大好きな神社の一つ。
静寂に包まれた空間、澄み切った空気、その厳かな雰囲気が歴史の積み重ねを感じます。
まだまだ宇治の魅力は書き切れないのですが、今回はここまでということで。
宇治市…
ぜひとも歴史を肌で感じてほしい場所
「そうだ 京都、 行こう」
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